国内の個人情報漏えい事故の台帳

株式会社PR TIMES(PR TIMES(プレスリリース配信サービス))

漏えいのおそれ検知:2025年4月25日最終更新:2025年6月26日時系列:3件

PR TIMESの管理画面に、経緯の不明なIPアドレスと普段使われない共有アカウントで侵入され、バックドアが設置されました。企業利用者やメディア利用者など最大90万1603件の個人情報と、発表前のプレスリリース情報が漏えいした可能性があります。6月には再発防止策の追加を公表しています。

事故の概要

漏れたもの
  • 氏名
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 勤務先・所属
  • その他
企業名・部署名、未発表のプレスリリース情報を含む
件数
901,603件最大90万1603件(企業ユーザー22万7023件、メディアユーザー2万8274件、個人ユーザー31万3920件、インポートリスト33万1619件、当社スタッフ767件)。このほか、メディアリストの連絡先最大2万514件
誰の情報か
利用者(会員・顧客)
状態
可能性あり
原因
不正アクセス
ドメイン
prtimes.co.jp

経緯

  1. 検知4/25
  2. 初動対応—
  3. 公表5/7
  4. 調査結果—
  5. 再発防止策6/26

検知2025年4月25日

公表の12日前

2025年4月25日、PR TIMESはサーバーに不審なファイルが置かれているのを見つけ、ファイルを止めて調査を始め、特定のIPアドレスからのアクセスを遮断しました。調べたところ、4月24日から25日にかけて第三者が管理者画面に不正にアクセスし、不審な操作やバックドアの設置をしていました。

侵入には、コロナ禍のリモート移行時に許可を増やしたIPアドレスのうち追加の経緯が分からないものと、普段使われていない社内の共有アカウントが使われていました。4月27日深夜から28日早朝には攻撃者が残したプロセスによる攻撃があり、同社は外部の専門機関と特定して停止し、アクセスの遮断をさらに厳しくしました。後の調査で、4月8日から9日にも偵察とみられる不正アクセスがあったことが分かっています。

出典PR TIMES、不正アクセスによる情報漏えいの可能性に関するお詫びとご報告prtimes.jp

公表2025年5月7日

前の出来事から12日後

PR TIMESは、4月24日から管理者画面への不正アクセスとサイバー攻撃を受け、個人情報と発表前のプレスリリース情報が漏えいした可能性があると公表しました。個人情報は最大901,603件で、企業ユーザー227,023件、メディアユーザー28,274件、個人ユーザー313,920件、企業ユーザーが持つ送信先メディアの連絡先331,619件、同社スタッフ767件です。メールアドレス、氏名、所属、電話番号、ハッシュ化されたパスワードなどが含まれ、銀行口座やクレジットカードなどの決済情報は含まれていません。発表前のプレスリリース1,182社1,682件なども対象です。

ログが残っておらず断定はできないものの、一定量のデータ転送が確認され、漏えいを否定する根拠もないと説明しています。侵入経路はすべて遮断済みで、配信サービスへの影響はありません。

5月2日に個人情報保護委員会とJIPDECに速報し、7日に警察へ被害を申告して受理されました。利用者にパスワードの変更を求め、問い合わせ窓口を設けました。

出典PR TIMES、不正アクセスによる情報漏えいの可能性に関するお詫びとご報告prtimes.jp

再発防止策2025年6月26日

公表から50日後・前の出来事から50日後

PR TIMESは、5月7日に公表した不正アクセスについて、再発防止策を追加すると公表しました。発覚以降、顧客情報の不正利用は確認されていないとしています。

実施済みの対策は、管理者画面に接続できるIPアドレスを社内とVPNからに限ること、バックドアが置かれた場所で不正なファイルを実行できなくする設定、管理者画面の全アカウントのパスワード変更、不要な共有アカウントの削除です。WAF設定の見直しは2025年10月末、新しい管理者画面への移行は12月中旬に終える予定です。

新たに、全ユーザー向けのログイン二段階認証(企業8月、メディア9月、個人10月の上旬)、企業ユーザー向けのIPアドレス制限(9月上旬)、パスワード規則の強化(11月下旬)、削除データを30日後に完全消去する仕組み(12月中旬)、ログイン通知と履歴の強化(2026年3月下旬)を順に導入します。個人情報保護委員会への確報は提出済みです。

出典PR TIMES 不正アクセス(5 月 7 日発表)の再発防止策の追加と実施予定についてPDFprtimes.jp

出典

正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。

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  3. 3知らない番号からの電話や SMS、届いた覚えのない郵便に気をつけてください。
  4. 4会社からの個別の連絡と問い合わせの窓口は、公式のお知らせで確かめてください。
漏えいのお知らせが届いたら?まず確かめることと、漏れた情報ごとの対応を載せています

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