富山大学附属病院の形成再建外科・美容外科の医師が、患者の顔や体幹の画像、氏名、IDなどを保存した私物のSDカードを紛失しました。調査の過程で、患者情報が保存された別の病院所有の外付けHDDと私物の外付けSSDを、医師が保有していたことも確認されました。SDカードは見つかっていませんが、不正使用は確認されていないとしています。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- その他
- 顔写真・画像
- 健康の情報
- 件数
- 不明対象人数は公式発表に記載なし
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 可能性あり
- 原因
- 紛失・誤廃棄
- ドメイン
- u-toyama.ac.jp
経緯
- 検知5/19
- 初動対応—
- 公表5/29
- 調査結果—
- 再発防止策—
検知2025年5月19日
富山大学附属病院の形成再建外科・美容外科の医師は、5月16日(金)の手術で患者の手術前後を撮影し、終了後にSDカードから医局内の保存用パソコンへ画像をコピーしました。このSDカードは医師の私物です。
5月19日(月)、医師はSDカードがないことに気付き、病院内や自宅を探しましたが見つかりませんでした。21日16時ごろに診療科長へ報告し、科の職員全員で捜索を始め、同日22時ごろに診療科長から病院長に報告が上がりました。翌22日には病院長が学長に報告しています。
出典富山大学附属病院における個人情報(画像データ)の紛失についてPDFwww.hosp.u-toyama.ac.jp
経緯2025年5月23日
富山大学附属病院は5月23日(金)、SDカードの紛失を個人情報保護委員会と文部科学省に最初の報告をしました。
同じ日、医師から、紛失したSDカードとは別に、あさひ総合病院が所有する外付けHDDを自宅に持っているとの申告がありました。HDDには本院とあさひ総合病院の患者の情報が保存されており、病院長は診療科長に、HDDとそのデータを保全するよう命じています。
出典富山大学附属病院における個人情報(画像データ)の紛失についてPDFwww.hosp.u-toyama.ac.jp
経緯2025年5月27日
5月27日(火)、医師はあさひ総合病院の外付けHDDを同院に返しました。富山大学附属病院は同じ日、対象の患者に書面でお詫びの文書を送り、翌28日からは電話での謝罪も始めています。
前日の26日には、医師がSDカードの紛失届を警察に出し、診療科長からは本院の患者情報を保存した医師私物の外付けSSDが新たに見つかったとの報告がありました。
出典富山大学附属病院における個人情報(画像データ)の紛失についてPDFwww.hosp.u-toyama.ac.jp
公表2025年5月29日
富山大学附属病院は、形成再建外科・美容外科の医師が、患者の顔や胸腹部を含む体幹、手足の画像データと氏名、IDを保存した私物のSDカードを紛失したと公表しました。画像は初診から術前、術中、術後、経過までの一連のものです。調査の中で、患者情報が保存されたあさひ総合病院所有の外付けHDDと私物の外付けSSDを、医師が保有していたことを確認しています。SDカードは見つかっていませんが、外部での不正使用は確認されていません。
原因として、私物の持ち込み禁止や決められた場所での保管が守られず、医師も診療科長も患者情報の管理責任を十分に認識していなかったことを挙げています。対象の患者には書面と電話で謝罪し、相談窓口を設ける予定です。
全診療科で画像の扱いの点検を進めており、当該科の再教育とアクセス権の見直し、セキュリティ付きUSBメモリの回収と厳しいルールでの再配付、手術画像の持ち出しルールの厳格化を済ませました。6月5日には全職員に緊急研修を行うとしています。
出典富山大学附属病院における個人情報(画像データ)の紛失についてPDFwww.hosp.u-toyama.ac.jp
出典
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