館内サービスシステムの開発を委託していた事業者の再委託先のネットワークが何者かの侵入を受け、それをきっかけに開発環境へ不正アクセスがありました。第2報では来館者4360人分のプリントアウト申込情報などが漏えいした可能性があるとしましたが、第3報で個人情報の漏えいはなかったと発表しています。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- 会員番号・ユーザーID
- 購入・利用の履歴
- 件数
- 不明合計の公表なし。漏えいの可能性があるとされたのは、利用者IDのみ943件と、電子情報等のプリントアウトの申込情報40,373件(4,360人)。2026年3月11日の第3報で個人情報の漏えいはなかったと発表
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 漏えい確認されず
- 原因
- 委託先(委託先:株式会社ソリューション・ワン(IIJの再委託先))
- ドメイン
- ndl.go.jp
経緯
- 検知—
- 初動対応—
- 公表11/11
- 続報11/25
- 調査結果3/11
- 再発防止策—
公表2025年11月11日
国立国会図書館は、館内サービスシステムの入れ替えを委託しているインターネットイニシアティブの再委託先、ソリューション・ワンのネットワークが何者かに侵入され、それをきっかけに11月5日、委託先が管理する開発環境への不正アクセスが確認されたと公表しました。
影響は開発環境に限られ、館のサービスや情報基盤には及んでいません。ただし、少なくとも開発環境のサーバー構成情報などシステム開発に使う情報と、一部の利用者情報や利用情報が漏れた可能性があるとしています。
館は開発環境へのアクセスを止め、館の情報環境の監視を強めました。不正アクセスの詳しい調査を続け、情報の漏えいに対応するとしています。
出典2025年11月11日 開発中のシステムに対する不正アクセスの発生について(付・プレスリリース)www.ndl.go.jp
続報2025年11月25日
国立国会図書館は続報で、漏えいの可能性がある個人情報の範囲を調べ終えたとして公表しました。一つは、2025年3月15日から27日に関西館へ来館した一部の人の利用者ID943件です。
もう一つは、9月24日から10月22日に東京本館、関西館、国際子ども図書館でデジタル化資料などのプリントアウトを申し込んだ4,360人分の申込情報40,373件です。利用者ID、氏名、資料名や資料のURL、用紙サイズや枚数、金額、利用目的、申し込んだ施設と端末、申込と精算の日時が含まれます。
ネットへの公開などの二次被害は確認されていません。該当者には個別に知らせますが、連絡先を登録していない人には届かないため、心当たりのある人は問い合わせるよう求めています。不審な電話やメールに応じないよう注意を呼びかけました。
出典2025年11月25日 開発中のシステムに対する不正アクセスの発生について(第2報)www.ndl.go.jp
調査結果2026年3月11日
国立国会図書館は続報で、委託先のインターネットイニシアティブを通じて第三者のネットワークセキュリティ専門業者が調べた結果、この不正アクセスによる個人情報の漏えいはなかったと分かったと発表しました。
漏えいの可能性があった人には、これまでに個別に通知しています。不正アクセスを受けた開発中の環境は、セキュリティ対策を強めたうえで新たに作り直すとしています。問い合わせは電子情報企画課で2026年6月末まで受け付けます。
出典2026年3月11日 開発中のシステムに対する不正アクセスの発生について(第3報)www.ndl.go.jp
出典
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