本番環境と分けた社内開発環境がマルウェアに感染し、保存されていた一部の情報が外部からアクセスされました。従業員や社外協力者の氏名・メールアドレスと、利用者の問い合わせ実績を示す情報へのアクセスが確認されています。原因は自動ビルド環境で使っていた外部プログラムへの不正なコード混入と判明しました。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- メールアドレス
- その他
- 件数
- 不明合計の公表なし。アクセスが確認されたのは、カテゴリー別問合せ実績の有無のフラグ情報115,674件(人数ではなく、それだけでは個人を特定できない)と、従業員・元従業員・社外協力者の氏名とメールアドレス101名分。ほかに従業員・元従業員111名分の社内サービスのID・アカウント名などにアクセスされた可能性
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 確定
- 原因
- 不正アクセス
- ドメイン
- jmty.co.jp
経緯
- 検知11/26
- 初動対応—
- 公表12/5
- 調査結果1/20
- 再発防止策—
検知2025年11月26日
2025年11月26日夕方、ジモティーは、サービスの本番環境とは分けて運用していた社内開発環境の一部で、マルウェア感染を含む不正アクセスの兆候を検知しました。すぐにアクセスを遮断して調査を始め、不正アクセスがあったことを確かめました。
11月29日には社内の分析で、この環境に保存されていた個人情報の一部が外部からアクセスできる状態になっており、そのうち一部には実際にアクセスされていたことを確認しています。
出典弊社利用システムへの不正アクセスに関するお知らせ(第一報)jmty.co.jp
公表2025年12月5日
ジモティーは最初の公表で、本番環境とは分けた社内開発環境がマルウェア感染による不正アクセスを受け、保存されていた情報の一部が外部からアクセスできる状態だったと明らかにしました。11月26日夕方に兆候を検知して遮断し、29日に一部の個人情報へのアクセスを確認しています。
アクセスが確認されたのは、ジモティーの特定のカテゴリーに問い合わせたことがあるかどうかを示すフラグ情報と、一部の従業員や元従業員、社外協力者の氏名とメールアドレスで、件数は精査中です。フラグ情報だけでは個人は特定できず、問い合わせの本文や日時も含まれません。ほかにユーザー2名のメールアドレスなどにアクセスされた可能性があり、本人にはメールで連絡済みです。決済情報、パスワード、住所や電話番号、自治体との事業の利用者情報は流出していないとしています。
個人情報保護委員会への報告は済ませました。影響を受ける可能性のある人には12月中旬をめどにメールなどで知らせる予定で、同社を装う不審なメールやSMSのリンクを開かないよう呼びかけています。原因と再発防止策は続報で示すとしています。
出典弊社利用システムへの不正アクセスに関するお知らせ(第一報)jmty.co.jp
調査結果2026年1月20日
ジモティーは調査結果を公表しました。原因は、自動ビルド環境で使っていた外部プログラムに不正なコードが混入したことでした。全容の解明と対象範囲の特定は終わり、二次被害の報告はないとしています。
アクセスが確認されたのは、家具、家電、自転車などの売買カテゴリーへの問い合わせ実績の有無を示すフラグ情報115,674件と、従業員、元従業員、社外協力者の氏名とメールアドレス101名分です。ほかに従業員と元従業員111名分の社内サービスのIDやアカウント名などにアクセスされた可能性があります。最初の公表で可能性があるとしたユーザー2名分は、アクセスがなかったと確認されました。対象者への個別の連絡は終えています。
再発防止策として、外部プログラムの意図しない自動更新とインストール時の自動実行を防ぎ、プログラムの実行権限を最小限にしました。管理規程の見直し、経営層によるモニタリング、全従業員へのセキュリティ教育の拡充も進めるとしています。業績への影響は軽微な見込みです。
出典弊社利用システムへの不正アクセスに関する調査結果のご報告jmty.co.jp
出典
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