小樽商科大学の学生支援課が奨学給付金の案内メールを差し込み機能で送った際、差し込み用のCSVファイルの作成ミスで、227件が別の学生の情報を含む形で送られました。別の学生の大学メールアドレス、プライベートのメールアドレス、奨学生番号、学生番号が共有されました。
事故の概要
- 漏れたもの
- メールアドレス
- 会員番号・ユーザーID
- 件数
- 不明誤送信したメールは全227件。対象の学生の人数は発表に書かれていない。大学は氏名などは含まれていないとしている
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 確定
- 原因
- 誤送信
- ドメイン
- otaru-uc.ac.jp
経緯
- 検知—
- 初動対応—
- 公表4/4
- 調査結果—
- 再発防止策5/19
公表2025年4月4日
小樽商科大学は、学生に奨学給付金の案内メールを送った際、別の学生の個人情報を含むメールを送っていたと発表しました。3月26日19時に学生支援課がメールソフトの差し込み機能で送信しましたが、差し込みデータにする学生情報のCSVファイルを作るときにメールアドレスの参照を誤り、誤送信が全227件起きました。
ある学生のプライベートのメールアドレスには別の学生の大学メールアドレスが、その学生の大学メールアドレスには前者のプライベートのメールアドレス・奨学生番号・学生番号が届く形になっていました。氏名などは含まれていないとしています。
大学は対象の学生にすぐ謝罪し、メールの破棄を求めました。今後は学生への通知を大学発行のメールアドレスだけに送り、担当者も学務情報システムに登録した大学メールアドレスを使って送ることを徹底するとしています。
再発防止策2025年5月19日
小樽商科大学は、3月26日の誤送信について学内で検討を重ねた結果として、再発防止策を追記しました。
内容は、Excel利用時の設定不備や人的ミスによる情報漏えいへの対策を学ぶ職員研修の実施、インシデント発生時の対応を含むリスク管理体制の見直し、大学メールアドレスを学生への主な連絡手段にするための段階的な移行、個人情報を含む一斉送信時の確認の徹底の4点です。
再発防止策2025年6月2日
小樽商科大学は、5月19日に公表した再発防止策の取り組みとして、5月15日と16日に事務職員23人が参加する研修を開いたと報告しました。
研修では、今回のミスや大学実務で過去に起きた事例などをもとにした独自の教材を使い、生成AIの活用の有用性と危険性も取り上げたとしています。
出典
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