日本ゼオンのグループ会社トウペのサーバーの一部が第三者から不正アクセスを受け、システム障害が起きました。調査の結果、取引先や建築主、社員などの個人情報20,161件が流出した痕跡があり、特定の外部サイトでダウンロードできる状態だったことが確認されたと公表しています。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- 氏名(カナ)
- 勤務先・所属
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 会員番号・ユーザーID
- 生年月日
- その他
- 件数
- 20,161件第3報で外部流出が確認された件数の合計。顧客情報19,583件(取引先代表者1,277件、購入・販売・配送等に関わった客18,019件、建築主287件)、社員・元社員578件。第2報の時点では流出の可能性がある件数を合計38,498件としていた
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 確定
- 原因
- 不正アクセス
- ドメイン
- tohpe.co.jp
経緯
- 検知3/6
- 初動対応—
- 公表3/14
- 続報3/19
- 調査結果6/3
- 再発防止策—
検知2025年3月6日
トウペが使うサーバー機器の一部でシステム障害が起きました。保守ベンダーと連絡を取り、同日中にネットワークからの切り離しなどの対策を行いました。その後の日本ゼオンのCSIRTの調査で、不正アクセスの可能性が確認されました。
公表2025年3月14日
日本ゼオンとトウペの連名で、トウペでシステム障害が起き、一部のサーバーが第三者から不正アクセスを受けた可能性を確認したと公表しました。3月6日に障害が起き、同日中にネットワークからの切り離しなどを行ったと説明しています。
不正アクセスを受けたサーバーから情報が漏えいした可能性があるため、外部専門家と調査を続けているとしています。個人情報保護委員会と警察などへの報告・相談は済ませています。トウペのサーバーとネットワークはほかのグループ会社とは別に構築・運用しており、ほかのグループ会社への影響は確認されていないとしています。
続報2025年3月19日
調査で、トウペの一部の取引先企業等の個人情報が外部に流出した可能性があると分かったと公表しました。対象は合計38,498件で、取引先代表者の氏名・法人電話番号・法人FAX番号 1,714件、納入先の納入担当者の同じ項目 最大35,953件、社員のアカウント情報(ユーザーID、メールアドレス、氏名、部署名、社員番号、電話番号、住所、生年月日など)831件です。取引先の件数は判明している範囲で、調査は続いているとしています。
3月10日に個人情報保護委員会へ報告しています。トウペはパソコン業務やメールが復旧しておらず全員への通知が難しいため、ウェブサイトでのお知らせとFAXで順次知らせるとしています。不審な連絡に注意するよう呼びかけています。
調査結果2025年6月3日
外部調査機関による第三者調査が終わったとして結果を公表しました。調査の結果、個人情報が流出した痕跡があり、特定の外部サイトでダウンロードできる状態だったことが確認されたとしています。現在はそのサイトで公開されておらず、ダウンロードできないことを確認したとしています。
外部流出が確認されたのは合計20,161件で、取引先代表者1,277件、製品の購入・販売・配送などに関わった客18,019件、塗料を届けた建築現場の建築主287件(氏名と建築地住所)、社員・元社員のアカウント情報578件です。6月3日から対象者に書状を郵送し、連絡がつかない人にはこの発表で通知に代えるとしています。
システムは5月9日までにすべて稼働し、ホームページは5月22日に一部を除き再開しました。EDRの導入、ファイアウォールの強化、海外とのアクセスの一部制限、社内アクセス制御の厳密化などを実施していくとしています。4月25日に個人情報保護委員会へ確報を出しています。
出典
正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。
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