エネクラウドが利用するクラウドストレージで、不正に使われたアクセスキーによりデータが削除されました。暗号化ではなくデータを削除して復旧の対価を要求する「削除型ランサムウェア攻撃」と分析されたとしています。外部へのダウンロードの痕跡は確認されていないものの、取引先の担当者の氏名・役職・電話番号・メールアドレスが外部に漏えいした可能性があるとしています。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- 電話番号
- メールアドレス
- 勤務先・所属
- 件数
- 不明件数の記載なし(45件のバケットが削除された)
- 誰の情報か
- 不明
- 状態
- 可能性あり
- 原因
- ランサムウェア
- ドメイン
- enecloud.co.jp
経緯
- 検知4/14
- 初動対応—
- 公表4/18
- 調査結果5/16
- 再発防止策—
検知2025年4月14日
4月14日午前8時50分頃、利用しているクラウドストレージの一部のファイルが消失していることを確認し、ランサムウェアの被害と判明しました。
公表2025年4月18日
利用しているサーバーの一部がランサムウェア攻撃(第三者による不正アクセス)を受けたことが4月14日午前8時50分に判明したと公表しました。流出した個人情報の有無やその内容を含む影響範囲と原因を調べており、全容の把握には時間がかかる見込みとしています。
情報の不正利用は確認されていないとしています。警察と個人情報保護委員会に報告し、外部専門家などと原因究明と復旧を進めているとしています。
調査結果2025年5月16日
フォレンジック調査の結果を公表しました。4月9日未明、海外の複数のIPアドレスから特定のユーザーのアクセスキーが不正に使われ、クラウドストレージのバケット45件が削除されました。アクセスキーが流出した経路は特定できなかったものの、そのキーはすでに使えなくしたとしています。情報の不正流出や外部へのダウンロードの痕跡は確認されておらず、暗号化ではなくデータを削除して復旧の対価を求める「削除型ランサムウェア攻撃」と分析されたとしています。
バックアップも削除されたため正確な把握はできないものの、削除されたファイルには取引先の企業情報、施設情報、口座情報、見積情報、電気料金明細が含まれていたと説明しています。個人情報が外部に漏えいした事実は確認されていないものの、取引先の担当者の氏名・役職・電話番号・メールアドレスを含むファイルが削除され、漏えいした可能性があるため調査を続けるとしています。
アカウントの削除、パスワードの変更、アクセスキーの無効化、接続元の制限などを行い、ログ監視の強化や委託先の監視強化などを予定しているとしています。
出典
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