進学情報ポータルサイト「進学ナビ」が海外からの不正アクセスを受け、過去に資料請求やオープンキャンパス申込をした一部の利用者の氏名、住所、電話番号、生年月日などが漏えいした可能性があると公表しました。10月1日の最終報告では、外部の専門会社の調査の結論として、個人情報の漏えい・流出・二次被害は確認されなかったとしています。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- 氏名(カナ)
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 生年月日
- 性別
- その他
- 件数
- 不明件数は公表されていません。対象は2012年9月〜2014年3月と2015年9月〜2017年5月に資料請求やオープンキャンパス申込をした一部の利用者
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 漏えい確認されず
- 原因
- 不正アクセス
- ドメイン
- ksengo.co.jp
経緯
- 検知8/21
- 初動対応—
- 公表8/27
- 続報9/3
- 調査結果10/1
- 再発防止策—
検知2025年8月21日
8月21日17時ごろから20時30分ごろにかけて、海外の特定のIPアドレスからの不正アクセスによる攻撃を検知しました。すぐにサイトを閉じて通信を遮断し、調査を始めたとしています。翌22日の調査で、個人情報の一部が外部に流出した可能性があることが分かりました。
公表2025年8月27日
キッズ・コーポレーションは、運営する進学情報ポータルサイト「進学ナビ」に外部からの不正アクセスがあり、過去に利用した一部の人の個人情報が漏えいした可能性があると発表しました。8月25日に個人情報保護委員会へ報告しています。
対象は2012年9月〜2014年3月と2015年9月〜2017年5月に資料請求やオープンキャンパスの申込をした一部の人で、氏名、ふりがな、住所、電話番号、メールアドレス、高校名、学年、生年月日、性別が含まれる可能性があります。マイページのパスワード情報への不正アクセスは現時点で確認されていないとしています。進学ガイダンスなどのイベントは別のシステムのため影響はないとしています。
現時点では実際の外部への漏えいを確認したわけではなく、SNSやダークウェブで情報が流通している痕跡は見られず、二次被害も確認されていないとしたうえで、不審な電話やメールに応じないよう呼びかけています。海外からのアクセスの遮断、ファイアウォールなどの強化、外部の専門機関による脆弱性診断を進めているとしています。
続報2025年9月3日
キッズ・コーポレーションは中間報告として、外部の専門機関と連携してシステム全体の点検と検証を進め、セキュリティ体制の全面的な見直しをしていると報告しました。現時点で新たな不正アクセスや被害の拡大は確認されていないとしています。
続報2025年9月10日
キッズ・コーポレーションは、外部の調査機関やセキュリティ専門会社の協力のもとでシステム全体の精査とセキュリティ体制の強化を行い、安全性を確かめられたとして、9月10日から「進学ナビ」を再開すると報告しました。今後も監視と改善を続けるとしています。
調査結果2025年10月1日
キッズ・コーポレーションは、外部の専門会社によるフォレンジック調査が終わったとして最終報告を出しました。Webサーバと関連ログを解析した結果、攻撃はSQLインジェクションによるもので、攻撃者が一部のデータベースへのアクセスを試み、データ項目を抜き出そうとした痕跡があったとしています。一方、情報の拡散や不正利用、二次被害は起きていないことを確かめ、サーバに不正なプログラムやファイルが置かれた痕跡もなかったとしています。
結論として、本件による個人情報の漏えい・流出・二次被害は確認されていないとしています。弱点は修正済みで、WAFの追加導入と運用体制づくり、定期的な外部の脆弱性診断の体制を整えたとしています。
出典
正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。
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