岩手県の物価高騰対策賃上げ支援金で、事務局を受託した4社の事業体が内部の情報共有用に作ったポータルサイトが、2025年2月から約9カ月間、外部から閲覧できる状態でした。申請書送付依頼リストなど16資料が見られる状態で、申請事業者の担当者の氏名や電話番号が含まれていました。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- 電話番号
- 件数
- 不明ポータルサイト内に格納されていた事業者件数5,707件(個人情報の人数・件数は示されていない)
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 確定
- 原因
- 設定の誤り(委託先:東武トップツアーズ株式会社、株式会社テレビ岩手、株式会社岩手日報広告社、manordaいわて株式会社(事務局の事業体))
- ドメイン
- pref.iwate.jp
経緯
- 検知11/28
- 初動対応11/28
- 公表12/8
- 調査結果—
- 再発防止策—
検知2025年11月28日
県内の自治体職員から、支援金の情報を検索したところポータルサイトにつながり、事務局の資料が見られると県の担当者に連絡がありました。県の担当者も閲覧できることを確かめ、Bingでの検索で検出・閲覧できることを確認しました。
初動対応2025年11月28日
連絡を受けた当日のうちに、事務局がポータルサイトを閉鎖し、資料を閲覧できない状態にしました。
公表2025年12月8日
岩手県は、物価高騰対策賃上げ支援金の事務局を受託した事業体(東武トップツアーズ、テレビ岩手、岩手日報広告社、manordaいわて)が内部の情報共有のために作ったポータルサイトが、事務局を置いた2025年2月から約9カ月間、外部から閲覧できる状態だったと公表しました。
閲覧できたのは申請書送付依頼リストなど16資料で、サイト内の事業者は5,707件です。申請事業者の担当者の氏名(姓のみの場合もある)や電話番号(担当者個人の番号を含む)が含まれていたことを確認しており、支援金の対象となった従業員の名前は含まれていないとしています。ほかの資料の漏えいの有無は調査中で、現在のところ二次被害は確認されていないとしています。
原因は、4社のセキュリティレベルの差で幹事社の担当者がアクセスできなかったため、IDとパスワードを求めない設定に変えたことでした。県は受託事業者に個人情報の厳格な管理を強く指導するとしています。
出典
正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。
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