国内の個人情報漏えい事故の台帳

株式会社ウエーブ(Webアップロードサービス(ネット印刷のECサイト))

漏えいのおそれ検知:2025年10月29日最終更新:2026年4月1日時系列:4件

ネット印刷のウエーブのサーバーが不正アクセスを受け、Webアップロードサービスを使った顧客の氏名、メールアドレス、印刷入稿データなどが外部に漏えいした可能性があると、親会社のウイルコホールディングスとウエーブが公表しました。調査では外部へのデータ転送やデータベースへのアクセスの痕跡は確認されていませんが、可能性を否定できないとして、最大176,810件を対象に連絡しています。

事故の概要

漏れたもの
  • 氏名
  • メールアドレス
  • 会員番号・ユーザーID
  • その他
印刷入稿データ、EC商材見積書(最初の公表では顧客番号・氏名・メールアドレス)。クレジットカード情報はサーバーに持っておらず対象外
件数
176,810件最大176,810件(2010年8月20日〜2025年10月30日にWebアップロードサービスを使った顧客)。最初の公表では件数は調査中
誰の情報か
利用者(会員・顧客)
状態
可能性あり
原因
不正アクセス
ドメイン
wave-inc.co.jp

経緯

  1. 検知10/29
  2. 初動対応—
  3. 公表10/31
  4. 調査結果12/25
  5. 再発防止策—

検知2025年10月29日

公表の2日前

10月29日未明、ウエーブが運営するECサイトのサーバーで不正アクセスを検知し、同日、攻撃を受けたサーバーを社外ネットワークから物理的に切り離しました。

出典ssl4.eir-parts.net/doc/7831/tdnet/2704281/00.pdf

公表2025年10月31日

前の出来事から2日後

ウイルコホールディングスは、連結子会社ウエーブのサーバーが外部から不正アクセスを受け、同社が管理する顧客の個人情報の一部が外部に漏えいした可能性があると適時開示で発表しました。10月29日未明にECサイトのサーバーで不正アクセスを検知し、同日サーバーを社外ネットワークから物理的に遮断したうえで、外部の調査会社の助言を受けて影響範囲を調べる中で分かったとしています。

漏えいの可能性がある情報は顧客番号、氏名、メールアドレスで、クレジットカード情報などは含まれないことを確認したとしています。対象の件数は調査中です。同社は社長を本部長とする緊急対策本部を設け、個人情報保護委員会に報告する予定としています。

出典ssl4.eir-parts.net/doc/7831/tdnet/2704281/00.pdf

調査結果2025年12月25日

公表から55日後・前の出来事から55日後

ウイルコホールディングスは続報で、調査会社の正式報告書を12月24日に受け取ったとし、調査結果を公表しました。攻撃者によるシステム情報の閲覧は確認されたものの、外部へのデータ転送や、ウェブコンテンツ・データベースへのアクセスの痕跡は無かったとしています。現時点で個人情報の外部漏えいの事実や二次被害は無かったことを確認したと書いています。

再発防止策として、被害サーバーの初期化と再構築、外部からのアクセス制限(認証方式の見直し、海外からのアクセス遮断)、パスワードポリシーの強化、脆弱性診断の定期実施、監視体制の強化などを挙げています。グループの他社のサーバーへの不正アクセスは確認されていないとしています。

出典ssl4.eir-parts.net/doc/7831/tdnet/2735368/00.pdf

調査結果2026年4月1日

公表から152日後・前の出来事から97日後

ウエーブは確報で、外部専門機関と社内の調査が終わったと発表しました。Webアップロードサービスを管理するシステムへの不正アクセスの形跡が確認され、第三者がシステム情報を閲覧した可能性はあるものの、外部へのデータ転送やデータベースへのアクセスの痕跡は確認されていないとしています。そのうえで、不正アクセスの可能性を完全には否定できないため、個人情報が漏えいした可能性も考えて公表したと説明しています。

対象は2010年8月20日から2025年10月30日までにWebアップロードサービスを使った顧客の最大176,810件で、項目は氏名、メールアドレス、印刷入稿データ、ECサイトの顧客ID、EC商材見積書です。4月1日から対象者にメールで連絡し、届かなかった人には公表をもって連絡に代えるとしています。不審なメールのURLにアクセスしないよう呼びかけ、専用の相談窓口を設けました。

出典www.wave-inc.co.jp/corporate/info/20260401

出典

正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。

このサービスを使っていた方へ

  1. 1会社を名乗るメールが来ても、リンクは開かず公式サイトから確かめてください。
  2. 2会社からの個別の連絡と問い合わせの窓口は、公式のお知らせで確かめてください。
漏えいのお知らせが届いたら?まず確かめることと、漏れた情報ごとの対応を載せています

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