有田周辺広域圏事務組合が運営する有田地方休日急患診療所で、事務用パソコンがサポート詐欺により約20分間遠隔操作されました。パソコンには従事者と患者の120名分の氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、口座番号、医籍等登録番号、抗原検査結果が保存されており、情報が盗まれた可能性を完全には否定できないとしています。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- 口座
- 健康の情報
- その他
- 件数
- 120件事務用パソコンに保存されていた医師や看護師など診療所の従事者と患者の120名分(2025-11-21の発表)
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 可能性あり
- 原因
- サポート詐欺
- ドメイン
- aridakouiki.jp
経緯
- 検知—
- 初動対応9/8
- 公表9/12
- 調査結果11/21
- 再発防止策—
初動対応2025年9月8日
9月8日に事務局へ報告して状況を調べ、パソコンをネットワークから切り離して使用を止めました。財務会計システムのベンダーとメールプロバイダーに連絡し、有田湯浅警察署に通報・相談しています。9月9日には財務会計システムの使用を止め、総務省、厚生労働省、内閣府、和歌山県、個人情報保護委員会に報告したとしています。
公表2025年9月12日
有田周辺広域圏事務組合は、有田地方休日急患診療所の事務用パソコンで9月7日午後2時ごろ、マイクロソフトのサポートを装う詐欺による不正アクセスが起きたと公表しました。パソコン内のデータが閲覧・抜き取りされた可能性があり、診療所の従事者などの個人情報が漏れたおそれがあるとしています。
このパソコンはインターネットのほか財務会計用の LAN にもつながっていたため、関係機関にも影響が出る可能性があるとしています。現時点では情報の漏えいと二次被害は確認されていません。
当日にウイルス対策ソフトで検査し、翌日からパソコンの切り離し、警察への通報、関係省庁や県、個人情報保護委員会への報告を行いました。今後、情報が盗まれたかどうかや他の端末への影響を調べ、漏えいのおそれがある人の把握に努めるとしています。
調査結果2025年11月21日
有田周辺広域圏事務組合は、調査結果と改めてのお詫びを公表しました。9月7日、マイナ保険証の確認機器のエラーを事務用パソコンで調べていたところ偽の警告画面が表示され、表示された番号に電話した結果、指示に従って遠隔操作ツールを入れ、午後2時30分ごろまでの約20分間遠隔操作されたとしています。
パソコンには、医師や看護師など診療所の従事者と患者の120名分の氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、口座番号、医籍等登録番号、抗原検査結果が保存されていました。専門業者の解析では、遠隔操作中にファイルやフォルダにアクセスしたり転送したりした明確な痕跡はなかったものの、ツールにファイル転送の機能があるため、情報が盗まれた可能性を完全には否定できず、ただしその可能性は低いと推測されるとしています。
全職員への周知と情報セキュリティ研修などで再発防止に努めるとしています。
出典
正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。
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