山藤三陽印刷株式会社は、サーバーがランサムウェア攻撃を受け、個人情報を含む情報が漏れた可能性を否定できないとして調査していると公表しました。最終報では、VPNの侵害アカウントから侵入されたとし、持ち出しの決定的な証拠は無いものの情報窃取の可能性は否定できないとしています。
事故の概要
- 漏れたもの
- 不明
- 件数
- 不明
- 誰の情報か
- 不明
- 状態
- 可能性あり
- 原因
- ランサムウェア
経緯
- 検知—
- 初動対応—
- 公表2/20
- 続報2/27
- 再発防止策3/17
- 調査結果3/30
公表2026年2月20日
2月19日にサーバーへの不正アクセスを確認し、ランサムウェア攻撃と分かったと公表しました。外部の専門機関や関係当局と被害範囲の特定と復旧を進めています。
個人情報を含む情報の漏えいの有無は調査中で、影響の可能性を否定できないため慎重に確認しているとしています。
続報2026年2月27日
影響は一部の社内サーバーと関連機器に限られ、生産体制に支障は無いと発表しました。個人情報を含む情報が外部に漏れた事実は確認されていませんが、調査を続けるとしています。
取引先から預かっている原稿や業務データは、攻撃を受けたシステムとは別の環境で管理しており、影響は確認されていないとしています。
続報2026年3月3日
外部専門機関(Sophos)の調査で、外部流出のためのデータ準備(ステージング)の痕跡は無く、攻撃者のリークサイトにもデータは載っていないと発表しました。2月18日23時40分のSophosからの攻撃通知を受けて確認できたファイアウォールログ(2月19日2時37分〜20日10時53分)でも、外部へのデータ送信の痕跡はありませんでした。
ただし、発生当時のログが十分に残っていない部分があり、流出の有無は断定できないとの見解が示されています。
続報2026年3月12日
外部専門機関との振り返りを経て、データ準備の痕跡が無いこと、リークサイトでの公開が無いことを改めて報告しました。最終報告書を受け取ったうえで、新たな事実があれば知らせるとしています。
再発防止策2026年3月17日
端末ごとの防御中心から、早期検知と即時封じ込めを重視する体制へ移すとして、24時間監視のSOPHOS MDRへの切り替えと、ファイアウォールのSophos XGSへの更新を発表しました。端末の異常と連動した通信遮断などを行うとしています。
調査結果2026年3月30日
調査が終わり、SSL VPNの侵害されたアカウントが不正に使われて侵入され、社内ネットワークで横展開したうえでランサムウェアが実行されたと発表しました。VPNに多要素認証を設定していなかったことが要因の一つです。
データが持ち出された決定的な証拠やリークサイトでの公開は無いものの、攻撃者が持っていた権限の水準から、情報窃取の可能性は完全には否定できないとしています。
再発防止として、多要素認証の徹底、ログの取得範囲と保存期間の強化、バックアップの分離、ネットワーク分離、古い機器の更新などを挙げています。
出典
正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。
- 一次情報www.sando-sanyo.co.jp/contents/news/p0139.html
- 一次情報www.sando-sanyo.co.jp/contents/news/p0140.html
- 一次情報www.sando-sanyo.co.jp/contents/news/p0141.html
- 一次情報www.sando-sanyo.co.jp/contents/news/p0142.html
- 一次情報www.sando-sanyo.co.jp/contents/news/p0143.html
- 一次情報www.sando-sanyo.co.jp/contents/news/p0144.html
- 報道www.security-next.com/181613
- 報道scan.netsecurity.ne.jp/article/2026/03/13/54833.html
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