電子部品大手の村田製作所のIT環境に第三者の不正アクセスがあり、従業員や取引先などの情報が取得されました。4月27日時点で、従業員とその関係者約7.3万件、社外関係者約1.5万件が対象です。生産や販売への影響はないとしています。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- 勤務先・所属
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 口座
- 健康の情報
- その他
- 件数
- 88,000件従業員等約7.3万件+社外関係者約1.5万件(重複の可能性あり)
- 誰の情報か
- 不明
- 状態
- 確定
- 原因
- 不正アクセス
- ドメイン
- murata.com
経緯
- 検知2/28
- 初動対応—
- 公表3/6
- 続報4/6
- 調査結果—
- 再発防止策—
検知2026年2月28日
村田製作所は2月28日に、自社のIT環境が第三者の不正アクセスを受けた可能性に気づき、初動調査を始めました。3月1日からは本格的な調査に移っています。
同社は認識した直後に社内に危機対策本部を設け、外部のサイバーセキュリティ専門機関と組んで、影響範囲の調査と被害の拡大を防ぐ対応を進めました。
出典当社のIT環境への不正アクセスに関するお知らせcorporate.murata.com
公表2026年3月6日
村田製作所は、自社のIT環境が第三者の不正アクセスを受け、データが不正に取得されたと公表しました。2月28日に不正アクセスの可能性に気づいて初動調査を始め、3月1日から本格的に調べた結果、判明したものです。
これまでの調査で、社外関係者に関する情報と自社に関する情報が不正に読み出された可能性があることを確認しています。危機対策本部を設けて外部の専門機関と影響範囲の調査を進めており、新たな事実や影響が分かれば、対象者に連絡しウェブサイトなどで知らせるとしました。
出典当社のIT環境への不正アクセスに関するお知らせcorporate.murata.com
続報2026年4月6日
村田製作所は第二報で、不正アクセスを受けたのは社内の情報共有を主な目的とするシステムで、社内で使うシステムの一部だと明らかにしました。取得されたデータを特定して中身を確かめた結果、顧客と取引先に関する情報と、従業員の個人情報が不正に取得されていたことを確認しています。影響を受ける顧客と取引先には順次知らせます。
不正アクセスの経路は遮断し、外部からのアクセス制限の強化とセキュリティ設定の見直しも済ませました。購買、生産、出荷を支える基幹システムとメールシステムに被害はなく、外部ファイルのアップロードも確認されていないため、生産と販売に支障はないとしています。外部の専門機関と原因の調査を続けています。
出典当社のIT環境への不正アクセスに関するお知らせ(第二報)corporate.murata.com
続報2026年4月27日
村田製作所は第三報で、不正に取得されたか、そのおそれがある個人情報の件数を公表しました。従業員と家族や退職者を含む関係者が約7.3万件で、会社のメールアドレスや人事・労務の情報のほか、氏名、生年月日、住所、銀行口座、健康情報などを含みます。顧客や仕入先などの社外関係者は約1.5万件で、連絡先や取引に関する情報です。重複して数えている可能性があります。一部の取引先との請求書、契約書、売上などのデータも取得されたおそれがあります。
4月6日以降、新たな被害はなく、ネット上への公開や二次被害も確認されていません。不審な通信元の遮断、社内ネットワークとクラウドのアクセス制限、認証と権限管理の強化、監視範囲の拡大などを実施済みの再発防止策として説明しました。
出典当社のIT環境への不正アクセスに関するお知らせ(第三報)corporate.murata.com
影響を公表した組織(1)
この事故で影響を受け、自分で公表した組織です。組織ごとの件数や対応は、それぞれのページにあります。
出典
正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。
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