埼玉県幸手市は、国民健康保険の高額療養費管理システムの再委託先YCC情報システムがランサムウェア攻撃を受け、同社に残っていた市の国保加入者34,330人分の資格・レセプト情報にアクセスされた可能性があると公表しました。外部調査では漏えいを裏付ける痕跡は見つかっていません。
この事故は、株式会社YCC情報システムの事故で影響を受けたものです。共通の経緯は起点の事故のページにあります。
事故の概要
- 漏れたもの
- 健康の情報
- その他
- 件数
- 34,330件重複を除き34,330人分(資格喪失者を含む)
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 可能性あり
- 原因
- ランサムウェア(委託先:株式会社YCC情報システム)
- ドメイン
- city.satte.lg.jp
経緯
- 検知—
- 初動対応—
- 公表4/17
- 調査結果5/25
- 再発防止策—
公表2026年4月17日
幸手市は、国民健康保険の高額療養費システムに関わるYCC情報システムで、サイバー攻撃による不正アクセスが確認されたと公表しました。事実関係と影響範囲は同社が調べているところです。
問い合わせ先として、YCC情報システムの相談窓口と市の保険年金課を案内しています。
出典サイバー攻撃による不正アクセスについて(第1報)令和8年4月17日www.city.satte.lg.jp
調査結果2026年5月25日
市は第2報で調査結果を報告しました。システムは2013年度に導入され、保守はAGSに委託し、AGSがYCC情報システムに再委託していました。YCCで4月2日に不正アクセスが確認され、4月8日に市の情報を持っていたことが分かり、同日にAGSから報告を受けました。
YCCに残っていたのは導入当時の国保の資格情報とレセプト情報で、重複を除き34,330人分(資格喪失者を含む)です。外部専門機関の調査では、大量または継続的な通信は見つからず、ダークウェブでも犯行声明などはなく、実際の漏えいを裏付ける痕跡はないとの報告でした。ただし可能性は否定できないとしています。
この情報はYCCが本来廃棄すべきもので、契約に反して持っていたことになります。市は個人情報保護委員会・総務省・埼玉県に報告し、AGSとYCCにデータ管理と対策の強化を求めました。不審な電話や郵便物に注意するよう呼びかけています。
出典業務を委託する事業者におけるサイバー攻撃による不正アクセスについて(第2報)令和8年5月25日www.city.satte.lg.jp
起点の事故
この事故のもとになった、委託先・共通の仕組みの事故です。共通の経緯や原因は、こちらのページにあります。
出典
正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。
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