通販サイト「Sony Music Shop」で、負荷対策として入れたキャッシュの設定により、新規会員登録画面などに入力した個人情報が他の利用者に表示される状態になっていました。最終報告では、氏名・住所・電話番号・生年月日などを他の利用者が閲覧できた可能性のある人が21人、外部アカウント連携の誤った紐づきで別人の会員ページにアクセスされた人が5人とされています。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- 氏名(カナ)
- メールアドレス
- 住所
- 電話番号
- 性別
- 生年月日
- 購入・利用の履歴
- その他
- 件数
- 不明最初の公表では最大658人。最終報告(2026-02-16)では、会員登録画面の事象で閲覧された可能性21人・閲覧した可能性21人、外部アカウント連携の事象でアクセスされた5人・アクセスできた5人
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 確定
- 原因
- 設定の誤り
- ドメイン
- sonymusicshop.jp
経緯
- 検知2/20
- 初動対応2/20
- 公表2/21
- 続報2/28
- 調査結果2/16
- 再発防止策—
検知2025年2月20日
2月20日15時13分、利用者から「新規会員登録画面に他の人の情報が表示される」との問い合わせがあり、15時20分に調査を始めました。
初動対応2025年2月20日
原因が分かった後の17時55分に、保持されていたWebページのキャッシュを削除し、キャッシュ保持の設定を止めました。
公表2025年2月21日
2月13日6時23分に、アクセス集中への負荷対策としてWebページのキャッシュ保持設定を入れたところ、一部の利用者の個人情報が他の利用者から見える状態になっていたと公表しました。対象のページは新規会員登録画面と問い合わせフォームです。
表示された可能性がある情報は、会員登録画面では氏名(漢字・フリガナ)、メールアドレス、住所、電話番号、性別、生年月日、問い合わせフォームでは問い合わせの種類、氏名、電話番号、メールアドレス、注文番号、商品名・アーティスト名、問い合わせ内容、添付画像です。対象は2月13日6時23分から2月20日17時55分までにこれらのページで入力した人や、他人の情報が表示された人で、最大658人としています。
表示された人の特定には時間がかかるため、まず該当期間にページを使った可能性の高い人に連絡し、特定できた時点であらためて連絡するとしています。
続報2025年2月28日
閲覧された可能性のある人の特定はまだ調査中だと報告しました。問い合わせの多かった点として、閲覧された可能性のある情報にクレジットカード情報やパスワードなどの認証情報は含まれていないと説明しています。サイト内ではクレジットカード情報を持っていないとしています。
対象の人の特定が済んだら連絡する予定で、原因の調査とあわせて再発防止策も検討しているとしています。
調査結果2026年2月16日
最終の調査結果として、二つの事象があったと公表しました。一つは、複数の人が同時に新規会員登録をした場合に、入力内容が他の人の画面に表示される可能性がある状態になっていた事象で、2025年2月13日から20日までに、閲覧された可能性のある人が21人、閲覧した可能性のある人が21人でした。項目は氏名、住所、電話番号、性別、生年月日などです。
もう一つは、新規登録時にAmazonアカウントや楽天IDとの連携を申し込んだ人で連携の紐づきを誤り、別の人の「My Page」にアクセスできてしまった事象です。期間は2月13日から3月5日に誤った連携情報を消すまでで、アクセスされた人が5人、アクセスできた人が5人でした。注文履歴、ポイント、住所などのほか、クレジットカード番号の下4桁、有効期限、名義が含まれます。問い合わせフォームの事象は影響がなかったとしています。
原因はシステム改修の作業で担当者の間の作業範囲や役割分担の認識がずれていたことだとし、外部の専門会社の評価を受けて業務改善を続けているとしています。
出典
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