国内の個人情報漏えい事故の台帳

学校法人宮城学院(宮城学院女子大学ほか)

漏えいあり検知:2025年5月12日最終更新:2025年9月24日時系列:10件

学校法人宮城学院がランサムウェアに感染し、学内のネットワークを遮断しました。脅迫メールに卒業生の個人情報が添付されており、外部への漏えいを確認したのは大学卒業生・大学院修了生9人です。1995〜2025年度に在籍・在職した学生や教職員など約30,000人の情報も漏えいのおそれがあるとしています。

事故の概要

漏れたもの
  • 氏名
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 住所
  • 生年月日
  • その他
学籍番号、学部、出身校、学籍等の属性情報、教職員の人事関連情報、業務関連文書、サーバのバックアップファイル
件数
不明外部への漏えいを確認:大学卒業生・大学院修了生9人。漏えいのおそれ:1995〜2025年度に在籍・在職した学生・生徒・園児、教職員など約30,000人(重複を含む場合あり)
誰の情報か
利用者(会員・顧客)
状態
確定
原因
ランサムウェア
ドメイン
mgu.ac.jp

経緯

  1. 検知5/12
  2. 初動対応5/12
  3. 公表5/16
  4. 続報5/20
  5. 調査結果9/24
  6. 再発防止策—

検知2025年5月12日

公表の4日前

5月12日朝、教務システムのサーバがダウンし、ファイルの拡張子や設定が書き換えられていることを確認しました。複数のサーバの感染が分かり、ネットワークを遮断しました。

出典news.mgu.ac.jp/co/wp-content/uploads/sites/2…

初動対応2025年5月12日

公表の4日前

学内ネットワークに障害が起き、メールの送受信ができない状況だと告知しました。原因には触れていません。

出典news.mgu.ac.jp/news/9618.html

公表2025年5月16日

前の出来事から4日後

学校法人宮城学院は、5月12日朝にサーバの1つがダウンし、ファイルの拡張子や設定が書き換えられているのを確認し、調べたところランサムウェアへの感染が分かったと公表しました。ほかのサーバでも感染が見つかり、感染が学院全体に及んでいると判断して、感染の拡大と情報流出を防ぐため学院全体のネットワークを遮断しました。

遮断により各学校の教務システムやポータルサイトが使えなくなっていますが、ウェブサイトとメールは使えるとしています。被害は専門業者が調べており、分かり次第知らせるとしています。アクセスログの解析と復旧作業に約10日かかる見込みとしています。

出典news.mgu.ac.jp/co/newsco/2317.html

初動対応2025年5月16日

公表の日

宮城学院女子大学の学長は、学生や教職員などに、学内に持ち込むパソコンやタブレットへのウイルス対策ソフトの導入とスキャンを求めました。

出典news.mgu.ac.jp/wp-content/uploads/2025/05/20…

続報2025年5月20日

公表から4日後・前の出来事から4日後

学院は、前日の5月19日にランサムウェアによる情報の漏えいが確認されたと発表しました。確認された漏えい情報は、2019年ごろに広報の取材に協力した2017〜2019年度入学の学生9人の氏名、学籍番号、住所、電話番号などです。

対象者には個別に連絡して説明しているとし、学院と関わりのある人全員に、見知らぬ相手からのメールや電話に注意するよう呼びかけました。関係する行政機関と警察に報告し、連携して被害を調べているとしています。

出典news.mgu.ac.jp/co/newsco/2335.html

続報2025年5月21日

公表から5日後・前の出来事から1日後

学院はこれまでの経緯を公表しました。5月12日に感染を確認したのは、教務システム、共有フォルダ、ユーザー認証、IPアドレスの割り当て、ウイルス管理の各サーバです。14〜16日に原因を調べる専門業者に相談・依頼して作業を始め、16日に文部科学省に報告しました。

19日に脅迫メールが届き、大学・大学院の卒業生の個人情報が添付されていることを確認しました。同日、警察に報告して現場確認を受け、個人情報保護委員会にも報告しました。20日には情報処理推進機構に報告しています。

出典news.mgu.ac.jp/co/newsco/2344.html

続報2025年6月17日

公表から32日後・前の出来事から27日後

学院は、5月27日に法人と大学の有線ネットワーク、29日に中高のネットワーク、6月17日に法人と大学の無線ネットワークが復旧したと経緯を更新しました。

出典news.mgu.ac.jp/co/newsco/2366.html

初動対応2025年6月17日

公表から32日後

大学は学生に、学内の無線ネットワークが復旧したと知らせ、ネットワークサーバ上の学生個人のマイドキュメントフォルダはウイルス感染で復元できなくなったと伝えました。

出典news.mgu.ac.jp/news/9744.html

続報2025年7月9日

公表から54日後・前の出来事から22日後

学院は、ネットワークなどの障害が6月25日に全面復旧したと報告しました。再発防止のため、侵入を防ぐソフトに加えて、すり抜けたマルウェアを検知して封じ込めを支援するソフト(EDR)を導入するとしています。

現段階でさらなる情報漏えいは確認されていないものの、個人情報を含む情報が漏えいしたことを完全には否定できないとして、不審な連絡に注意するよう呼びかけました。

出典news.mgu.ac.jp/co/newsco/2375.html

調査結果2025年9月24日

公表から131日後・前の出来事から77日後

学院は、外部のセキュリティ専門会社の支援を受けた調査の結果を公表しました。外部への漏えいを確認したのは、大学卒業生・大学院修了生9人の氏名、学籍番号、学部、電話番号、メールアドレス、住所、出身校です。

漏えいのおそれがあるのは、1995〜2025年度に大学・大学院・中学校高等学校・こども園などに在籍した人と教職員など約30,000人(重複を含む場合あり)で、学生などは氏名、電話番号、メールアドレス、住所、学籍などの属性情報、教職員などは氏名、住所、電話番号、生年月日などの人事関連情報です。業務関連文書やサーバのバックアップファイルも含まれます。現時点で個人情報が公開されている形跡は認められていないとしています。

根本原因は、外部の攻撃者にユーザーIDやパスワードなどのアカウント情報を盗まれたことと推測されており、それを使って学内ネットワークに侵入されたとしています。対象者に個別におわびと知らせを送り、専用の問い合わせ窓口を設けました。二次被害は確認されていないとしています。

出典news.mgu.ac.jp/co/newsco/2385.html

出典

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