兵庫県の「はばタンPay+」子育て応援枠の申込受付で、二重申請などで無効になった申請の完了画面のマイページボタンが別人のマイページにつながる不具合がありました。氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレスや本人確認資料の画像が他の申請者に表示され、ログ解析で15件(30名分)の漏えいが確認されました。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
- メールアドレス
- 本人確認書類の画像
- マイナンバー
- 件数
- 30件漏えいの可能性があったのは17件(親子など34名分)。ログ解析の結果、漏えいが確認されたのは15件(30名分)
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 確定
- 原因
- その他
- ドメイン
- pref.hyogo.lg.jp
経緯
- 検知—
- 初動対応—
- 公表10/23
- 続報10/24
- 再発防止策10/27
- 調査結果11/4
公表2025年10月23日
兵庫県は、10月23日9時に受付を始めた「はばタンPay+」子育て応援枠の申請で、申請サイト上に申請者本人ではなく別人の申請情報が表示される事例が起きたと公表しました。県は事務局(委託事業者)に、申込受付の停止、原因把握と障害の解消、アプリでの利用者への案内を指示しました。
漏えいした情報は、氏名、住所、生年月日、性別、電話番号、メールアドレスと、本人確認資料(マイナンバーカード、免許証、保険証など)の画像です。漏えい件数、マイナンバーや要配慮個人情報の有無、復旧の目途は調査中としました。今後、原因を把握してアプリやホームページにお詫びを載せ、再発防止策を検討するとしています。
続報2025年10月24日
県は原因と対象者の範囲を公表しました。正しく完了した申請を保管するサーバーと、二重申請など無効な申請のエラー情報を保管するサーバーの連携に不具合があり、無効な申請をした人の完了画面のマイページボタンのURLが別人のマイページになっていたとしています。
無効な申請19件のうち17件がこの状態で、漏えいの可能性がある申請者は17件・最大34名、閲覧できる状態にあった人は17名です。問い合わせがあった6件は漏えいを確認し、残り11件はURLが実際にクリックされたか調査中でした。本人確認資料の画像はマイナンバーカード、こども医療費受給者証、母子手帳で、調査中の11件の中に1名、マイナンバー記載面の添付があり、個人情報保護委員会へ報告するとしました。
10月23日10時30分までに完了した3,866名の申込は有効です。対象者には電話やメールで謝罪し、閲覧側の17名には画像の削除を順次依頼しているとしています。
再発防止策2025年10月27日
県は安全対策と対象者への対応状況を公表し、同日13時に申込受付を再開しました。原因となったエラー用サーバーを削除して申請処理を通常のサーバーに一本化し、マイページには申請ステータスだけを表示して、申請内容は本人にも表示しない形にしたとしています。
漏えいの可能性がある17名と、他人の情報を閲覧できる状態にあった17名の計34名全員に、事務局から電話で謝罪と経緯の説明をし、画像が残っていれば削除するよう依頼済みです。県は、漏えいの可能性があるのはこの17名だけで、それ以外の申請者やこれまでの「はばタンPay+」での漏えいはないとし、現時点で二次被害は確認していないとしています。申込期限は11月21日まで4日間延ばしました。
調査結果2025年11月4日
県は、ログ解析の調査で漏えい件数が確定したと公表しました。漏えいの可能性があった17件(34名分)のうち、漏えいが確認されたのは15件(30名分)で、うち1件(1名分)にはマイナンバーが記載されたマイナンバーカード裏面の画像が含まれていました。
漏えいが確認された人には改めて謝罪と説明をしています。情報を見た15名からは画像などは持っていないとの回答を得ており、現時点で二次被害は確認していないとしています。
出典
正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。
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