鎌倉市の建築指導課窓口で、住民協定の区域図に協定への賛否を色分けした内部資料を、2024年4月から6月まで誤って閲覧できる状態にしていました。氏名は無いものの位置から個人を推測でき、資料をコピーした事業者がいたことが2025年6月に分かりました。市は2026年に調査報告書を公表しています。
事故の概要
- 漏れたもの
- その他
- 件数
- 不明件数の記載なし。調査では住民協定区域の土地所有者等99区画139件にヒアリング
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 確定
- 原因
- 設定の誤り
経緯
- 検知6/20
- 初動対応—
- 公表9/22
- 調査結果10/20
- 再発防止策—
検知2025年6月20日
2025年6月20日、来庁者が当該文書のコピーを持っていたことから、誤公開が分かりました。2024年6月に担当職員が誤りに気付いて撤去していましたが、課内で共有されていませんでした。
出典www.city.kamakura.kanagawa.jp/kisya/data/2025/20250922.html
公表2025年9月22日
鎌倉市は、建築指導課の窓口で閲覧できるようにしていた住民協定関連文書の一部に、個人情報が誤って含まれていたと公表しました。対象は「由比ガ浜西自治会住民協定」の協定区域図で、住宅地図上に協定への賛否などを色分けしたものです。氏名の記載はありませんが、地図上の位置から特定の個人を推測できる状態でした。
文書は2024年4月9日から6月まで窓口で公開されていました。6月に担当職員が誤りに気付いて撤去したものの、課内で共有されず、対応が取られないままでした。2025年6月20日、来庁者が文書のコピーを持っていたことで分かりました。
市は区域内の土地所有者らに謝罪文を送ります。住民協定の代表者の意向を踏まえ、謝罪文を送ったうえで発表する段取りに時間がかかったと説明しています。コピーを確認した1件については、所持者から文書の返却を受けました。
出典www.city.kamakura.kanagawa.jp/kisya/data/2025/20250922.html
調査結果2026年10月20日
鎌倉市は、庁内調査チームによる調査報告書(2026年2月作成、4月6日に住民説明会で説明)と、その後の追加調査報告書を公表しました。資料を取得した事業者は代理人事業者や関連企業などに資料を提供していました。事業者と代理人事業者、関連企業2者の4者は市の依頼に応じて2025年7月9日に資料を返却し、写しを受け取ったほかの法人2者の分も回収されたとしています。誤公開の期間に閲覧やコピーをした件数は把握できていません。
報告書は、事業者が住民協定の説明の際に資料を示したことは確認したものの、それを超える利用は確認されなかったとしています。一方、一部の住民からは賛否に触れた発言があったとの回答があり、事業者の説明とは食い違いが残っています。2026年7月17日には事業者ら4者から今後使わない旨の文書を受け取りました。原因には管理体制の不備や業務マニュアルが無かったことを挙げ、研修や閲覧文書の定期点検などを再発防止策としています。
出典www.city.kamakura.kanagawa.jp/kisya/data/2026/20261020.html
出典
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