国内の個人情報漏えい事故の台帳

東山産業株式会社

漏えいあり公表:2026年3月10日最終更新:2026年5月25日時系列:5件

東山産業株式会社は、社内ネットワークに侵入されてサーバがランサムウェアで暗号化される被害を受けました。ランサムグループ「QILIN」のサイトにデータが公開され、福祉事業の利用者の氏名・住所・電話番号や、株主・従業員・採用応募者の情報の一部が漏えいしたと判断しています。

事故の概要

漏れたもの
  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • その他
福祉用具レンタルの利用者・贈答先の氏名・住所・電話番号、株主・役員・従業員・元従業員の情報の一部、採用面接を受けた人の個人情報。口座・クレジットカード情報は含まれない
件数
不明件数は公表されていない
誰の情報か
利用者(会員・顧客)
状態
確定
原因
ランサムウェア
ドメイン
higashiyama.com

経緯

  1. 検知—
  2. 初動対応—
  3. 公表3/10
  4. 続報3/18
  5. 調査結果5/12
  6. 再発防止策5/25

公表2026年3月10日

サーバなどが第三者の不正アクセスを受け、ランサムウェアの被害に遭ったと公表しました。外部の専門家の助言を受けて被害の状況や原因の調査に着手しています。

警視庁に被害を申告して相談し、所轄の警察署に被害届を出す準備を進めているとしています。この時点では漏えいの有無や対象の情報には触れていません。

出典当社サーバー等へのランサムウェア攻撃に関するお知らせとお詫びwww.higashiyama.com

続報2026年3月18日

公表から8日後・前の出来事から8日後

ランサムウェアの被害があったサーバは障害の発生後すぐに外部との接続を断ったと説明しました。社内システムは使えない状態ですが、受発注は受け付けており、ウイルスチェックで問題のなかったパソコンだけで業務をしています。メールを含むクラウドサービスのパスワードもすべて変えました。

この時点では情報が漏れたと考えられる事案は確認できておらず、二次被害の報告もないとしています。警察への相談と個人情報保護委員会への報告は済ませています。なりすましメール対策として、送信時に上司をCCに入れる運用も始めました。

出典当社サーバー等へのランサムウェア攻撃に関するお知らせとお詫び(続報)www.higashiyama.com

続報2026年4月22日

公表から43日後・前の出来事から35日後

外部専門機関の中間報告として、侵入した第三者が業務時間外を中心に複数のサーバへのログインを試み、管理者権限を奪ってネットワーク全体に広がったあと、ランサムウェアを展開してファイルを暗号化したと説明しました。攻撃を確認したのは3月6日です。

ダークウェブの調査で、4月10日に「QILIN」のブログへ一部データの写真が載り、4月15日にデータそのものが公開されたことを確認しました。漏えいにあたる情報として、福祉事業部の利用者の氏名・住所・電話番号、役員・従業員・元従業員の情報の一部、採用面接を受けた人の個人情報を挙げ、具体的な範囲は確認を続けるとしています。二次被害は確認されていません。

出典当社サーバー等へのランサムウェア攻撃に関するお知らせとお詫び(第3報)www.higashiyama.com

調査結果2026年5月12日

公表から63日後・前の出来事から20日後

4月27日に外部専門機関から最終報告を受けた内容を公表しました。外部へのデータ転送の痕跡は見つかりませんでしたが、ダークウェブにデータが公開されている以上、漏えいがあったと判断しています。

漏えいした個人情報は、福祉事業部の利用者の氏名・住所・電話番号、株主・役員・従業員・元従業員の情報の一部、採用面接を受けた人の個人情報、贈答などに使った顧客の氏名・住所・電話番号です。口座やクレジットカードの情報は含まれていません。元従業員には個別連絡に代えてこの公表で知らせるとしています。

再発防止として、全ユーザーの認証情報の再設定、アカウントの定期的な棚卸、ログ管理の確立、EDRなどの導入、AWSでのサーバ再構築を挙げました。被害を受けた資産は戻さず、新しく作り直す方針です。

出典当社サーバー等へのランサムウェア攻撃に関するお知らせとお詫び(第4報)www.higashiyama.com

再発防止策2026年5月25日

公表から76日後・前の出来事から13日後

再発防止のために実施した対策を報告しました。全パソコンにMDRを入れて24時間体制で脅威を検知・対処し、ウイルス対策ソフトも続けて使います。被害後にMDRで全社の端末を調べた結果、重大な問題は見つかっていないとしています。

サーバはセキュリティを高めた形で作り直し、CNAPPサービスを使ってAWS環境を継続的に監査します。ネットワークの設計も見直してSASEを導入する計画で、全社員向けのフィッシング対策訓練やインシデント対応訓練、eラーニングも定期的に行うとしています。

出典セキュリティ対策強化に関するご報告www.higashiyama.com

影響を公表した組織(1)

この事故で影響を受け、自分で公表した組織です。組織ごとの件数や対応は、それぞれのページにあります。

出典

正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。

このサービスを使っていた方へ

  1. 1知らない番号からの電話や SMS、届いた覚えのない郵便に気をつけてください。
  2. 2会社からの個別の連絡と問い合わせの窓口は、公式のお知らせで確かめてください。
漏えいのお知らせが届いたら?まず確かめることと、漏れた情報ごとの対応を載せています

誤りや続報のご連絡

誤りや続報の情報をお寄せください

掲載内容の誤りや続報の情報は、お問い合わせフォームより受け付けております。内容によっては、回答までにお時間をいただく場合がございます。

お問い合わせ