国内の個人情報漏えい事故の台帳

株式会社UPSIDER(法人カード「UPSIDER」・PRESIDENT CARD・AI経理)

漏えいなし(調査済み)検知:2026年3月25日最終更新:2026年6月12日時系列:5件

株式会社UPSIDERで、改ざんされたオープンソースのパッケージを通じて開発者の端末が侵害され、社内システムへの不正アクセスが起きました。防御機能が働いて4月1日に全サービスが一時止まりましたが、最終報告では個人情報・法人情報が流出した可能性は極めて低いと判断しています。

事故の概要

漏れたもの
  • その他
顧客の個人情報・法人情報、トークン化したカード番号(いずれも流出の痕跡なし)
件数
不明
誰の情報か
利用者(会員・顧客)
状態
漏えいなし
原因
不正アクセス
ドメイン
up-sider.com

経緯

  1. 検知3/25
  2. 初動対応4/1
  3. 公表4/10
  4. 調査結果6/12
  5. 再発防止策—

検知2026年3月25日

公表の16日前

3月25日に一部の認証情報が漏れたとの通知を受け、すぐに無効化しました。3月31日には別の認証情報の漏えい通知を受け、対策本部を設けて全体の調査を始めました。

出典【最終報告】2026年4月1日のシステム障害に関する不正アクセス事案に関する調査結果のご報告corp.up-sider.com

検知2026年3月31日

公表の10日前・前の出来事から6日後

クラウドサービスの提供元から新たな認証情報の漏えいの通知を受け、対策本部を作って全体の調査と緊急対応を始めました。3月25日にも一部の認証情報の漏えい通知を受け、無効化していました。

出典【最終報告】2026年4月1日のシステム障害に関する不正アクセス事案に関する調査結果のご報告corp-news.up-sider.com

初動対応2026年4月1日

公表の9日前・前の出来事から1日後

4月1日午前3時40分ごろ、被害の拡大を防ぐシステム保護機能が働き、カード決済やログインなどのサービスが止まりました。同日中にログインと決済が戻り、4月9日までに全機能を段階的に復旧しました。当日は「決済および機能における不具合」として告知しています。

出典【障害報告】UPSIDERcorp.up-sider.com

公表2026年4月10日

前の出来事から9日後

4月1日のサービス停止は、利用していたオープンソースのソフトウェアに悪意あるプログラムが混入され、それを通じて社内環境に不正アクセスされたことが原因だと公表しました。3月24日にこのソフトを使った端末が攻撃の起点になり、3月31日にクラウド事業者からの通知で防御措置が働いたと説明しています。停止は攻撃によるダウンではなく、被害を防ぐための措置でした。

カード番号はトークン化しており、暗証番号とセキュリティコードは侵害された領域に置いていないため、カード情報の漏えいは確認されていません。個人情報・法人情報も社内調査の範囲では不審なアクセスは見つかっていませんが、検証しにくい領域があるため外部の専門機関に調査を頼みました。

起点の端末は隔離し、本番環境へのアクセスを絞りました。個人情報保護委員会などへ報告しており、調査結果は5月中に出る見込みとしています。

出典【続報】2026年4月1日のシステム障害に関する調査結果および第三者による不正アクセスの発生についてのご報告corp.up-sider.com

調査結果2026年6月12日

公表から63日後・前の出来事から63日後

外部機関が5月20日までに全ログを調べ終え、最終報告を出しました。開発者端末が3月24日に侵害され、3月25日と31日に認証情報の漏えい通知を受けた経緯も示しています。

顧客データベースへの通信・操作ログに外部流出を示す事実はありませんでした。攻撃者が一部の外部サービス上の情報にアクセスできた期間はあったものの、実際に見られた跡は無く、ログが取りにくい領域も外部ベンダーへの照会などで評価した結果、個人情報・法人情報の流出の可能性は極めて低いと判断しました。

再発防止として、内部のアクセス制御を厳しくし、予兆を早くつかむ分析の仕組みと体制を強めるとしています。

出典【最終報告】2026年4月1日のシステム障害に関する不正アクセス事案に関する調査結果のご報告corp.up-sider.com

出典

正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。

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