株式会社KDDIウェブコミュニケーションズのレンタルサーバー「CPI」のメールサービスで、基盤として使うKDDIのISP向けメールシステムが、第三者製ソフトウェアの脆弱性を突かれて不正アクセスを受けました。125万543件のメールアカウント情報が漏れ、一部のプランではハッシュ化されたパスワードも含まれます。
この事故は、KDDI株式会社の事故で影響を受けたものです。共通の経緯は起点の事故のページにあります。
事故の概要
- 漏れたもの
- メールアドレス
- パスワード(ハッシュ)
- 件数
- 1,250,543件メールアカウント情報1,250,543件(7月6日の続報で確定)
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 確定
- 原因
- 不正アクセス(委託先:KDDI株式会社)
- ドメイン
- cpi.ad.jp
経緯
- 検知6/21
- 初動対応—
- 公表6/23
- 調査結果7/6
- 続報7/7
- 再発防止策—
検知2026年6月21日
KDDIから、メールシステムへの不正アクセスと利用者情報の漏えいの可能性について報告を受けました。
出典当社メールサービスに対する不正アクセスの発生に関するお詫びとご報告www.kddi-webcommunications.co.jp
公表2026年6月23日
CPIのメールサービスで使っているKDDIのISP向けメールシステムが不正アクセスを受け、メールアドレスとパスワードが漏れた可能性があると6月21日に確認したと公表しました。原因はシステム内の第三者製ソフトウェアの脆弱性で、KDDIは6月17日にシステムを改修し、防御措置をとったとしています。
人数やほかの影響は調査中です。利用者にはパスワードを早めに変えるよう求め、CPIのサイトにお知らせと問い合わせ窓口を用意しました。
出典当社メールサービスに対する不正アクセスの発生についてwww.kddi-webcommunications.co.jp
調査結果2026年7月6日
KDDIとの調査で、CPIのメールシステムで作られたメールアドレス1,250,543件の漏えいを確認したと公表しました。パスワードそのものは漏れていません。不正アクセスはCPIについては6月8日から起きていました。
これまでパスワード変更を呼びかけてきましたが、まだ変えていない利用者を対象にパスワードの強制変更を行うとし、日程は別に知らせるとしています。原因と再発防止策の詳細はKDDIの発表に譲っています。
出典当社メールサービスに対する不正アクセスの発生に関するお詫びとご報告www.kddi-webcommunications.co.jp
続報2026年7月7日
影響の範囲を確定し、7月10日までに対象ドメインの管理者へ個別にメールで知らせるとしました。ビジネス スタンダードとKWCメールではメールアカウントとハッシュ化されたパスワード、ほかのプランではメールアカウントが漏れています。前者で6月18日以降パスワードを変えていないアカウントは、7月21日未明に強制変更すると予告しました。
出典【重要】弊社メールサービスへの不正アクセスに伴うお客さま影響確定のお知らせwww.cpi.ad.jp
続報2026年7月21日
7月21日未明、ビジネス スタンダードとKWCメールで影響が確認され、期間内にパスワードを変えていなかったメールアカウントのパスワードを強制的に変えました。利用者は管理者用コントロールパネルで新しいパスワードを設定し、メールソフトなどの設定も直す必要があります。
出典【重要】不正アクセスに伴うメールパスワード強制変更を実施しましたwww.cpi.ad.jp
調査結果2026年8月24日
最終報告として、CPIのメールサービスの全プランで計1,250,543件のメールアカウント情報が漏れたとまとめました。攻撃者はKDDIが運営するサーバに入り込み、脆弱性を使って別のサーバにあるメールアカウント情報を取得しました。パスワードはハッシュ化か別システムでの管理のため、そのものは漏れていません。
経緯として、KDDIが6月1日に他のISPから調査依頼を受けたこと、6月17日に製品ベンダーから脆弱性の報告を受けて改修したこと、7月7日〜9日に対象者へ個別連絡し、7月21日に強制変更したことを示しました。再発防止策はKDDI側で進めています。
出典弊社メールサービスへの不正アクセスに関する調査結果および対応完了のご報告www.cpi.ad.jp
起点の事故
この事故のもとになった、委託先・共通の仕組みの事故です。共通の経緯や原因は、こちらのページにあります。
出典
正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。
このサービスを使っていた方へ
- 1同じパスワードを使っているサービスも含めて、パスワードを変えてください。
- 2会社を名乗るメールが来ても、リンクは開かず公式サイトから確かめてください。
- 3会社からの個別の連絡と問い合わせの窓口は、公式のお知らせで確かめてください。
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