一般社団法人生命保険協会の「生命保険契約照会システム」で、ログインしていない利用者に他の利用者の個人情報を見る権限が誤って付いており、2021年7月から外部から閲覧できる状態でした。延べ3万7,929件(重複を除き2万7,407件)の氏名・生年月日・住所などが対象で、外部からのアクセスはあったものの、実際の取得は特定できていません。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 会員番号・ユーザーID
- 件数
- 37,929件延べ3万7,929件、重複を除き2万7,407件(第一報では約3万7,000件の可能性)
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 可能性あり
- 原因
- 設定の誤り
- ドメイン
- seiho.or.jp
経緯
- 検知—
- 初動対応7/27
- 公表7/29
- 続報8/20
- 調査結果9/14
- 再発防止策—
初動対応2026年7月27日
問題を受けて照会システムを一時利用停止し、WEB申請の受付を止めました。
出典生命保険契約照会システムにおける情報漏えい等に関する調査結果、再発防止策およびシステムの再開についてPDFwww.seiho.or.jp
公表2026年7月29日
協会は、運営する「生命保険契約照会システム」で、外部から特定の操作をすると利用者の一部の情報を見られる状態だったと公表しました。外部のセキュリティ専門機関の指摘で分かったもので、第三者の不正取得や不正利用の有無を確かめている段階です。被害申告や不正利用は確認されていません。
対象になりうるのは、システムでアカウントを作った人の氏名、住所、電話番号、メールアドレスで、会員の生命保険会社の担当者情報も含まれるとしました。利用者ベースで約3万7,000件の可能性があり、詳細は確認中です。契約の内容や保険料の振替口座は含まれません。
安全が確認できるまでWEBでの申請を止め、書面での申請を案内しています。影響を受けた可能性のある人に通知し、外部専門家を交えて調査と再発防止を検討するとしています。
出典生命保険契約照会システムにおける情報漏えい等に関するお知らせとお詫びについて(第一報)PDFwww.seiho.or.jp
続報2026年8月20日
対象となった全員に、お知らせとおわびの文書を送り始めました。
出典生命保険契約照会システムにおける情報漏えい等に関する調査結果、再発防止策およびシステムの再開についてPDFwww.seiho.or.jp
調査結果2026年9月14日
調査結果を公表しました。原因は、ゲストユーザー(ログインしていない利用者)に他の利用者の個人情報を見る権限が誤って付いていたことで、運用を始めた2021年7月1日から停止した2026年7月27日まで続いていました。直近1年分のアクセスログで外部からのアクセスは確認したものの、実際に取得されたとまでは特定できませんでした。
対象はこの期間にアカウント登録した人で、延べ3万7,929件、重複を除くと2万7,407件です。項目は氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、内部管理用IDで、最初の公表から生年月日とIDが加わり、保険会社の担当者情報は対象外と分かりました。提出書類や契約の有無の情報は見られない状態でした。
8月20日から対象者全員に文書を送っています。設定確認とシステムリスク管理の強化を再発防止策とし、安全を確認したとして9月15日からWEB申請を再開します。
出典生命保険契約照会システムにおける情報漏えい等に関する調査結果、再発防止策およびシステムの再開についてPDFwww.seiho.or.jp
出典
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