ソフトバンクの業務委託先UFジャパンで、協力会社の元従業員が事業所に不正に立ち入り、USBメモリで顧客情報を持ち出した可能性が判明しました。ソフトバンクとワイモバイルの個人顧客13万7156件の氏名、住所、電話番号などが対象です。UFジャパンは無許諾の再委託やセキュリティ監査への虚偽報告をしており、ソフトバンクは契約を解除しました。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 電話番号
- 性別
- その他
- 件数
- 137,156件USBでの持ち出し13万5022件とクラウドでの閲覧可能2134件の合計。別に顧客管理番号のみ16万1132件
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 可能性あり
- 原因
- 委託先(委託先:株式会社UFジャパン)
- ドメイン
- softbank.jp
経緯
- 検知3月
- 初動対応6/9
- 公表6/11
- 調査結果—
- 再発防止策—
検知2025年3月
2025年3月下旬、ソフトバンクは社外の第三者から、委託先のUFジャパンの事業所で同社の顧客の個人情報が不適切に扱われ、他社の通信サービスの勧誘に使われている可能性があるとの申告を受けました。
この申告をきっかけに同社は調査を始め、協力会社の元従業員による情報の持ち出しの可能性や、UFジャパンのずさんな運用が後に分かりました。
出典業務委託先企業による個人情報漏えいの可能性についてwww.softbank.jp
経緯2025年6月3日
ソフトバンクは2025年6月3日、委託先のUFジャパンから顧客の個人情報が流出した可能性があるとして、監督官庁と関係機関に報告しました。あわせて警察への相談も進めています。
6月11日の公表では、流出の可能性がある件数は判明している限りで約14万件としています。
出典業務委託先企業による個人情報漏えいの可能性についてwww.softbank.jp
初動対応2025年6月9日
ソフトバンクは、UFジャパンに委託していた業務を5月20日に止め、6月9日付でその業務の委託契約を解除しました。
同社の調査で、UFジャパンが無断で協力会社と契約していたこと、契約上のルールに反して情報を扱っていたこと、セキュリティー監査に虚偽の報告をしていたことが分かっていました。
出典業務委託先企業による個人情報漏えいの可能性についてwww.softbank.jp
公表2025年6月11日
ソフトバンクは、委託先のUFジャパンからソフトバンクとワイモバイルの個人顧客137,156件の情報が流出した可能性があると公表しました。情報は氏名、住所、生年月日、電話番号、性別、年齢、料金プランなどの契約内容で、カードや口座、マイナンバーカードの情報は含まれていません。ほかに顧客管理番号だけが161,132件ありました。被害は確認されていません。
3月下旬の第三者からの申告で調べたところ、協力会社を辞めた人物が2024年12月に事業所へ不正に入り、USBメモリで情報を持ち出した可能性が監視カメラで分かりました。本人は覚えがないと話しています。別の従業員が顧客情報のファイルをクラウドに上げ、業務と関係のない3人が見られる状態だったことも分かりました。UFジャパンは外部の人の出入りを許し警備員も置かないなどずさんで、監査に虚偽の報告をしていました。
同社は6月3日に監督官庁へ報告して警察に相談し、委託は5月20日に止め6月9日に契約を解除しました。専用の問い合わせ窓口を設け、コールセンターと取扱店以外からの営業電話を原則やめるとし、委託先の緊急監査を進めています。
出典業務委託先企業による個人情報漏えいの可能性についてwww.softbank.jp
出典
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