京都府が運営を委託する学び直しの学習サイト「KYO育tv.」で、お気に入り機能を使う会員最大1,338名の氏名と登録年月日がインターネット上で誰でも見られる状態になり、一部は検索結果にも表示されていました。検索順位を上げる機能を入れた際、会員専用ページを検索対象から外す設定をしていなかったのが原因です。
この事故は、京都府生涯現役クリエイティブセンターの事故で影響を受けたものです。共通の経緯は起点の事故のページにあります。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- その他
- 件数
- 1,338件最大1,338名(お気に入り機能の利用者)。うち検索結果への表示を確認したのは86名(後の発表では92名)
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 確定
- 原因
- 設定の誤り(委託先:京都府生涯現役クリエイティブセンター(運営委託先))
- ドメイン
- kyo-tv.jp
経緯
- 検知8/3
- 初動対応—
- 公表8/4
- 調査結果8/26
- 再発防止策—
検知2026年8月3日
8月3日12時ごろ、利用企業から自社社員の氏名がネットに出ていると連絡があり、13時半ごろに確認してお気に入り機能を止め、検索エンジンに削除を申請しました。
出典オンデマンド学習サイト「KYO育tv.」における個人情報の流出についてPDFwww.pref.kyoto.jp
公表2026年8月4日
京都府は、京都府生涯現役クリエイティブセンターに運営を任せている学習サイト「KYO育tv.」で、一部会員の氏名などがインターネット上で誰でも見られる状態だったと公表しました。対象は「お気に入り機能」を使っていた最大1,338名の氏名と登録年月日で、うち86名は検索エンジンの結果に実際に表示されることを確認しました。
8月3日昼に利用企業から社員の氏名が表示されていると連絡があり、同日にお気に入り機能を止めて検索結果の削除を申請しました。4日10時には全サービスを止めています。
今後、原因と第三者によるアクセス状況を調べ、セキュリティの総点検とシステム改修を行うとしています。
出典オンデマンド学習サイト「KYO育tv.」における個人情報の流出についてPDFwww.pref.kyoto.jp
調査結果2026年8月26日
府は、システム改修と安全確認を終えたとして、8月26日17時に「KYO育tv.」を再開すると公表しました。原因は、4月8日に検索順位を上げる機能(プラグイン)を設定した際、会員専用ページを検索対象から外す設定をしていなかったことです。
8月5日のアクセスログ解析では、連絡をくれた企業以外の第三者による閲覧はありませんでした。6日に外部機関の診断でCランク(要改善5項目)とされ、改善後の再診断でAランクになりました。20日には府が依頼した第三者機関からも脆弱性はないとの結果を受けています。検索結果に表示された92名には6日に、お気に入り機能の登録者1,338名には7日に謝罪と説明をしました。
会員専用ページを検索エンジンに登録させない設定を恒久化し、ページ名に個人情報を使わない設計に変えました。変更時のチェックリストと担当者・責任者の二重確認も設けています。
出典オンデマンド学習サイト「KYO育tv.」のサービスを再開PDFwww.pref.kyoto.jp
起点の事故
この事故のもとになった、委託先・共通の仕組みの事故です。共通の経緯や原因は、こちらのページにあります。
出典
正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。
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