国内の個人情報漏えい事故の台帳

手間いらず株式会社(TEMAIRAZUシリーズ(宿泊予約サイトコントローラー))

漏えいのおそれ検知:2026年9月21日最終更新:2026年10月9日時系列:7件

宿泊施設向けの予約管理システム「TEMAIRAZU」シリーズが不正アクセスを受け、予約者の情報が見られたか取得された可能性があります。9月21日ごろから複数の施設の予約者に、予約内容を知っているような不審なメッセージが届いていました。10月9日の適時開示で、対象は最大約445万人と公表しました。

事故の概要

漏れたもの
  • 氏名
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • その他
宿泊者情報の一部(予約内容を含むとみられる)。項目の詳細は未公表。カード情報は保有していない
件数
4,450,000件最大約445万人(予約者の宿泊予約情報。10月9日の適時開示による)
誰の情報か
不明
状態
可能性あり
原因
不正アクセス
ドメイン
temairazu.co.jp

経緯

  1. 検知9/21
  2. 初動対応9/24
  3. 公表9/28
  4. 続報9/29
  5. 調査結果—
  6. 再発防止策—

検知2026年9月21日

公表の7日前

2026年9月21日(月)の深夜ごろから、手間いらずは、宿泊予約サイトコントローラー「TEMAIRAZUシリーズ」を使う複数の宿泊施設から、予約者にWhatsAppなどのメッセージアプリやメール、SMSで不審なメッセージが届いているとの連絡を受け始めました。

メッセージは宿泊予約の内容を知っているとみられる書き方で、予約の確認や確定、クレジットカード情報の再入力、至急の支払いを求め、不審なサイトへ誘導するものでした。同社はこの件を調べる中で、自社システムへの不正アクセスを確認しています。

出典不審なメッセージおよび当社システムへの不正アクセスに関するお詫びとお知らせwww.temairazu.co.jp

初動対応2026年9月24日

公表の4日前・前の出来事から3日後

手間いらずは、被害の拡大を防ぎ調査するため、9月24日午前10時58分ごろに予約管理システムの一部機能を一時停止し、必要な対策をしたうえで同日午後9時48分ごろに再開しました。停止中は一部の出力・設定・確認作業が使えませんでしたが、予約・在庫・料金の連携エンジン全体は止めていません。

この対応は、9月21日に複数の宿泊施設から予約者に不審なメッセージが届いているとの連絡を受けて社内調査を始め、システムへの不正アクセスを確認した後のものです。

出典当社システムへの不正アクセスに関する調査状況および対応についてwww.temairazu.co.jp

公表2026年9月28日

前の出来事から4日後

手間いらずは、宿泊施設の予約者に届いた不審なメッセージを調べる中で、自社システムへの不正アクセスを確認したと公表しました。メッセージはこの不正アクセスが原因の可能性があり、宿泊者情報の一部が第三者に閲覧または取得された可能性も否定できないとして、両者の関係と影響範囲を調べています。

同社はアクセスを遮断して原因を特定し、対策とアクセス制御や監視の強化を済ませ、止めていた機能も再開しました。手法や対策の詳細は公表していません。個人情報保護委員会への報告を進め、警察に通報し、外部の専門機関にも協力を求めています。予約者にはURLを開かない、カード情報を入力しない、返信や送金をしないよう呼びかけ、施設にはログインパスワードの変更を、OTAや接続先には身に覚えのないログインや送金先口座の変更がないかの確認を求めました。カード情報は扱っていないとしています。

出典不審なメッセージおよび当社システムへの不正アクセスに関するお詫びとお知らせwww.temairazu.co.jp

続報2026年9月29日

公表から1日後・前の出来事から1日後

手間いらずは、9月28日に出した不審なメッセージと不正アクセスに関するお知らせと同じ内容の英語版を掲載しました。

予約者や宿泊施設、OTAへのお願いも日本語版と同じで、新しい事実の追加はありません。

出典Notice and Apology Regarding Suspicious Messages and Unauthorized Access to TEMAIRAZUwww.temairazu.co.jp

続報2026年10月7日

公表から9日後・前の出来事から8日後

手間いらずは第二報で、宿泊施設向け予約管理システムTEMAIRAZUへの不正アクセスについて、第三者に閲覧・取得された可能性がある情報を示しました。宿泊者の氏名、電話番号、メールアドレス、宿泊施設名、チェックイン日、チェックアウト日、宿泊料金です。クレジットカード情報と宿泊予約サイトのログイン情報は持っていないとしています。

外部の専門機関と調査を進め、個人情報保護委員会と警察にも報告しました。宿泊施設や予約サイトを装い、WhatsApp、メール、SMSで事前チェックインや予約の維持を理由に外部サイトへ誘導し、カード情報の入力や支払いを求めるメッセージが予約者に届いていることも確認しています。同社はこれをフィッシング詐欺とみて、URLを開かず、返信や入力、支払いをしないよう呼びかけています。

出典当社システムへの不正アクセスに関する経過および対応について(第二報)www.temairazu.co.jp

続報2026年10月8日

公表から10日後・前の出来事から1日後

手間いらずは、10月7日に出した第二報の英語版を掲載しました。閲覧・取得されたおそれがある情報として、宿泊者の氏名・電話番号・メールアドレス、宿泊施設名、チェックイン日とチェックアウト日、宿泊料金を挙げています。クレジットカード情報や予約サイトのログイン情報は持っていないとしました。

宿泊施設や予約サイトを装い、WhatsAppやメール、SMSでカード情報の入力や支払いを求める不審なメッセージが届いていることにも注意を呼びかけています。

出典Update on Unauthorized Access to Our Systems and Our Response (Second Report)www.temairazu.co.jp

続報2026年10月9日

公表から11日後・前の出来事から1日後

手間いらずは、株主・投資家向けに調査状況と対応を開示しました。9月21日に複数の宿泊施設から不審なメッセージの連絡を受けて社内調査を始め、不正アクセスを確認して被害拡大の防止措置をとり、原因箇所への対策とアクセス制御・監視の強化を済ませたと説明しています。

現時点の調査で、予約者の氏名・電話番号・メールアドレスなどの連絡先、宿泊施設名、チェックイン・チェックアウト日、宿泊料金を含む宿泊予約情報が閲覧・取得された可能性があり、対象者は最大で約445万人としました。クレジットカード情報は持っていません。9月24日には一部機能を約11時間止めて対策し、今は通常どおり動いています。

外部のセキュリティ専門機関に検証を委ね、個人情報保護委員会への報告と警察への相談も行っています。調査費用や対応費用が見込まれるものの、業績への影響はまだ算定できないとしています。

出典当社システムへの不正アクセスに関する調査状況および対応についてwww.temairazu.co.jp

影響を公表した組織(2)

この事故で影響を受け、自分で公表した組織です。組織ごとの件数や対応は、それぞれのページにあります。

出典

正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。

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