国内の個人情報漏えい事故の台帳

学校法人東海大学

漏えいあり検知:2025年11月10日最終更新:2026年2月18日時系列:3件

東海大学は、ネットワークの保守・管理を委託する東海ソフト開発のサーバが不正アクセスを受けてランサムウェアの被害に遭い、サーバにあった学園関係者の個人情報が漏れた可能性が大きく疑われると公表しました。2026年2月の第2報で、学生・保護者・教職員など最大で延べ193,118人の個人情報が漏えいしたことが分かったとしています。

この事故は、株式会社東海ソフト開発の事故で影響を受けたものです。共通の経緯は起点の事故のページにあります。

事故の概要

漏れたもの
  • 氏名
  • 性別
  • 生年月日
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 会員番号・ユーザーID
  • 勤務先・所属
  • 健康の情報
  • 口座
  • その他
学園のシステムを使うためのID・パスワード(保存形式の記載なし)、学籍番号・教職員番号・生徒番号、利用者区分、在籍学部学科研究科名・所属・役職、卒業年度・証明書発行年月日、年・組・出席番号・皆勤状況、付属高校の一部生徒の学園試験結果と所見、健診受診者の患者番号と健診情報、個人取引先の金融機関口座情報など。区分により項目が違います。クレジットカード情報は含まないとしています
件数
193,118件最大で延べ193,118人(ユーザーIDごとに数えたため重複あり)。学生76,314人、保護者45,810人、2024年度入学予定者5,482人、役員・教職員49,816人、取引先関係者等3,004人、九州東海大学卒業生594人、付属高校・中等部生徒5,283人、同卒業生6,597人、付属八王子病院健診受診者186人、個人取引先等32人
誰の情報か
利用者(会員・顧客)
状態
確定
原因
ランサムウェア(委託先:株式会社東海ソフト開発)
ドメイン
u-tokai.ac.jp

経緯

  1. 検知11/10
  2. 初動対応—
  3. 公表11/14
  4. 調査結果2/18
  5. 再発防止策—

検知2025年11月10日

公表の4日前

委託先の東海ソフト開発から、不正アクセスの最初の連絡を受けました。委託先では11月7日夜に不正アクセスの形跡を見つけ、8日に外部ネットワークを遮断し、9日にランサムウェアグループの攻撃と確認して神奈川県警に通報していました。12日には、攻撃されたサーバに保護されていない東海大学の個人情報ファイルがあったと報告を受けました。

出典www.u-tokai.ac.jp/uploads/2025/11/98f076c9a5651…

公表2025年11月14日

前の出来事から4日後

東海大学は、ネットワークシステムの保守・管理などを委託している東海ソフト開発のサーバが外部から不正アクセスを受け、ランサムウェアの被害に遭ったと公表しました。学内ネットワークへの直接の侵入の形跡は今のところ確認されていないものの、委託先のサーバにあった学園関係者の個人情報を含むデータが外部に漏れた可能性が大きく疑われるとしています。

委託先では20〜30台の端末やサーバが不正アクセスを受け、ファイルの一部が暗号化され、脅迫文が残されていました。リモートメンテナンス用の入口から、盗まれた管理者アカウントで入られた可能性があります。サーバには教職員・学生・保護者のユーザーIDやパスワードなどを含む個人情報ファイルが保存されていました。

大学は、多要素認証のない一部の学内サービスの外部からの利用を止め、委託先が管理する機器の管理者パスワードを変えました。教職員・学生・保護者のパスワードの一括リセットなどを予定しているとしています。文部科学省と個人情報保護委員会に報告しました。

出典www.u-tokai.ac.jp/uploads/2025/11/98f076c9a5651…

調査結果2026年2月18日

公表から96日後・前の出来事から96日後

東海大学は、委託先から2月3日に出された調査報告書をもとに精査した結果、大学が扱う個人情報が漏えいしたことが分かったと公表しました。攻撃者は委託先のネットワークの認証情報を不正に手に入れて侵入していました。作業は大学の構内か大学の環境に接続して行う決まりだったのに、委託先が社内にデータを持ち帰っていたため個人情報が委託先にあったと説明し、大学側も委託先での安全管理を徹底できていなかったとしています。

対象は最大で延べ193,118人で、学生76,314人、保護者45,810人、教職員49,816人、付属校の生徒・卒業生、健診受診者186人などです。氏名、生年月日、住所、学籍番号、システム用のIDとパスワード、健診情報、個人取引先の口座情報などが含まれ、区分により項目が違います。クレジットカード情報は含まれず、不正使用の報告は今のところ確認されていないとしています。

2月17日から対象者への郵送などでの通知と特設のコールセンターを始めました。パスワードの一括リセットは教職員・学生・保護者で済み、付属校は順次進めています。業務委託契約の見直しや委託先の監査などで再発を防ぐとしています。

出典www.u-tokai.ac.jp/uploads/2026/02/8f619ff70dd54…

起点の事故

この事故のもとになった、委託先・共通の仕組みの事故です。共通の経緯や原因は、こちらのページにあります。

同じ起点で影響を公表した組織(2)を見る

出典

正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。

このサービスを使っていた方へ

  1. 1会社を名乗るメールが来ても、リンクは開かず公式サイトから確かめてください。
  2. 2知らない番号からの電話や SMS、届いた覚えのない郵便に気をつけてください。
  3. 3口座の入出金を確かめ、気になる動きがあれば銀行に連絡してください。
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漏えいのお知らせが届いたら?まず確かめることと、漏れた情報ごとの対応を載せています

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