国内の個人情報漏えい事故の台帳

株式会社IDCフロンティア(IDCFクラウド)

漏えいのおそれ公表:2026年10月7日最終更新:2026年10月18日時系列:5件

株式会社IDCフロンティアのクラウドサービス「IDCFクラウド」の東日本リージョン1がランサムウェア攻撃を受け、495の企業・自治体の仮想サーバーが止まりました。仮想サーバー内のデータの流出はなかったと判断していますが、管理ポータルで48社の登録情報が不正に照会され、担当者の個人名を含むおそれのあるメールアドレス2件も含まれていました。

事故の概要

漏れたもの
  • メールアドレス
  • 会員番号・ユーザーID
  • その他
IDCFクラウドポータルの登録情報(企業名、ログインID、ハッシュ化パスワード、通知先の企業メールアドレス、月額利用料金)。うち担当者の個人名を含む可能性があるメールアドレスは2社各1件
件数
2件個人名を含む可能性があるメールアドレス2件(48社の登録情報が不正に照会された)。仮想サーバー内のデータは流出なしと判断。障害の影響は495の企業・自治体
誰の情報か
利用者(会員・顧客)
状態
可能性あり
原因
ランサムウェア
ドメイン
idcf.jp

経緯

  1. 検知—
  2. 初動対応—
  3. 公表10/7
  4. 続報10/8
  5. 調査結果10/14
  6. 再発防止策—

公表2026年10月7日

IDCフロンティアは、クラウドサービス「IDCFクラウド」の東日本第1リージョンで、10月7日午前3時40分ごろから第三者の不正アクセスによる障害が起きていると公表しました。対象の顧客には個別に連絡し、障害のない領域の安全確認も進めるとしています。

同じ日の第2報では、障害がランサムウェア攻撃によるもので、IDCFクラウドを契約する495の企業や自治体に影響していると明らかにしました。二次被害やデータ漏えいを防ぐため、東日本第1リージョンをネットワークから切り離してシステムを止め、ほかのリージョンでも顧客が外部から使う管理コンソールを止めて安全を確かめています。侵入経路の特定と遮断は続けているとしました。

出典当社サービスの一部システムに対する不正アクセスについてwww.idcf.jp

続報2026年10月8日

公表から1日後・前の出来事から1日後

IDCフロンティアは第3報で、障害の対象が東日本第1リージョンのうちtesla、henry、pascal、jouleの4つのゾーンで、仮想サーバーが止まり再起動もできない状態だと知らせました。これらのゾーンに保管された顧客データは取り出しや復元が難しい見通しで、復元は顧客が自分で持つバックアップからしかできないとしています。

対象の顧客には別環境での再構築を案内し、ほかのゾーンやリージョンの顧客には、不正アクセスは確認されていないものの自分でバックアップを取るよう求めました。管理コンソールを止めているため、仮想サーバーの起動や停止は同社が代行しています。外部のセキュリティ企業と調査を続け、監督官庁と警視庁に報告しました。

出典【第3報】当社サービスの一部システムへの不正アクセスによる障害についてwww.idcf.jp

続報2026年10月9日

公表から2日後・前の出来事から1日後

IDCフロンティアは第4報で、障害への対応体制を公表しました。10月7日午前9時に緊急対策本部を設け、親会社のソフトバンクと連携して対応しています。

顧客対応はソフトバンクの法人部門が窓口となり、バックアップ手順の案内や移行先の提案、仮想サーバーの起動や停止の代行を行っています。調査と復旧はIDCフロンティアの技術部門がソフトバンクの支援を受けて進め、外部のセキュリティ企業とも調べています。監督官庁や警察への報告と相談も続けているとしました。

出典【第4報】不正アクセスによる障害への対応体制についてwww.idcf.jp

調査結果2026年10月14日

公表から7日後・前の出来事から5日後

IDCフロンティアは第5報で、調査の進み具合を公表しました。外部のセキュリティ企業とログや侵入経路、攻撃者が置いたファイルなどを調べた結果、被害を受けた4ゾーンの仮想サーバー内のデータが照会されたり持ち出されたりした痕跡はなく、データの流出はなかったと判断しています。二次被害も確認されていません。

バックアップの安全性も確認でき、被害を受けた495の企業や自治体のうち、スナップショット機能を使っていた194の顧客はバックアップデータを取り出せるようになりました。一方、管理用のIDCFクラウドポータルでは48社の登録情報(企業名、ログインID、ハッシュ化したパスワード、通知先メールアドレス、月額料金など)が不正に照会され、うち2社の各1件は担当者の個人名を含むおそれのあるメールアドレスでした。持ち出しの痕跡はなく、対象の顧客には個別に連絡しています。

出典【第5報】不正アクセスによる障害に関する調査の進捗についてwww.idcf.jp

続報2026年10月18日

公表から11日後・前の出来事から4日後

IDCフロンティアは第6報で、安全性の確認が終わったとして、止めていた「IDCFクラウド バックアップ」の提供を再開しました。仮想サーバーを引き続き使える東日本第1リージョンのradianとnewtonゾーン、東日本第2・第3リージョン、西日本第1リージョンの顧客は、バックアップを速やかに取り、IDCFクラウド以外の環境にも戻せるようになります。

スナップショット機能は、安全性を確かめるため引き続き止めています。

出典【第6報】バックアップサービスの提供再開についてwww.idcf.jp

影響を公表した組織(9)

この事故で影響を受け、自分で公表した組織です。組織ごとの件数や対応は、それぞれのページにあります。

出典

正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。

このサービスを使っていた方へ

  1. 1同じパスワードを使っているサービスも含めて、パスワードを変えてください。
  2. 2会社を名乗るメールが来ても、リンクは開かず公式サイトから確かめてください。
  3. 3会社からの個別の連絡と問い合わせの窓口は、公式のお知らせで確かめてください。
漏えいのお知らせが届いたら?まず確かめることと、漏れた情報ごとの対応を載せています

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