国内の個人情報漏えい事故の台帳

Studio株式会社(Webサイト制作サービス「Studio」)

漏えいのおそれ検知:2026年10月13日最終更新:2026年10月20日時系列:5件

Studio株式会社は、Webサイト制作サービス「Studio」の一部機能の脆弱性を悪用され、クラウド環境のデータを外部から取得できる状態にされていたと公表しました。取得の事実は確認できていないものの取得されたとみなし、全登録顧客のアカウント情報、フォームの送信内容、外部サービスのAPIキーなどが流出した可能性があるとしています。暗号化していたデータも、復号用の鍵が読み出されていました。

事故の概要

漏れたもの
  • 氏名
  • メールアドレス
  • その他
ユーザー名、デザインエディタ・CMSの内容、フォームに送信された内容(サイト利用者の個人情報を含みうる)、API連携のキーやトークン、パスワード保護ページのパスワード、ライブプレビューURL。Studio AI先行申込者のメールアドレス・ユーザー名・国
件数
不明全登録顧客が対象の可能性。件数は精査中
誰の情報か
利用者(会員・顧客)
状態
可能性あり
原因
不正アクセス
ドメイン
studio.design

経緯

  1. 検知10/13
  2. 初動対応—
  3. 公表10/16
  4. 続報10/17
  5. 調査結果—
  6. 再発防止策—

検知2026年10月13日

公表の3日前

10月13日、Studioは社内の調査で、9月30日から10月1日(日本時間)にかけて、第三者がWebサイト制作サービス「Studio」の一部機能の脆弱性を突いてクラウド環境に不正にアクセスし、環境内のデータを外部から取得できる状態にしていたことを確認しました。

同社は13日から14日にかけて脆弱性を直し、不正アクセスに使われた経路をふさいで、外部から取得できる状態を解消しました。

出典【重要】不正アクセスによる情報流出に関するお詫びとお願い(第一報)studio.design

公表2026年10月16日

前の出来事から3日後

Studioは、クラウド環境への不正アクセスにより、登録しているすべての顧客の情報が外部に流出した可能性があると公表しました。9月30日から10月1日に脆弱性を突かれ、データを外部から取れる状態が14日に対処するまで続いていました。実際に取られた事実は確認できていませんが、取られたものとみなして対応しています。

対象は、ユーザー名、メールアドレス、ハッシュ化したパスワード、デザインエディタやCMSの内容、フォームに送信された内容、ライブプレビューのURL、外部サービスのAPIキーやトークン、パスワード保護ページのパスワードなどです。暗号化していたものも、復号の鍵が同じ不正アクセスで読み出されています。件数は精査中です。

決済やログインに使う認証情報を切り替え、データの改ざんや削除は確認されていないとしています。利用者にパスワードの変更とライブプレビューURLの削除を求め、API連携やフォームなどを使う顧客には個別のメールで案内しました。個人情報保護委員会への報告も進めています。

出典【重要】不正アクセスによる情報流出に関するお詫びとお願い(第一報)studio.design

続報2026年10月17日

公表から1日後・前の出来事から1日後

Studioは、フォーム機能で利用者の個人情報を集めている顧客に向けて、個人情報保護委員会への報告をいったん保留するよう求めるお知らせを出しました。委員会からの要請を受けたもので、Studioがまとめて顧客と連名で報告できるか、委員会と協議する予定です。

保留を求めるのは委員会への報告だけで、サイト利用者本人への通知が必要な場合は、引き続き顧客の側で検討するよう求めています。フォームの送信内容などを暗号化する鍵も、この日に新しいものに切り替えました。

出典【重要】フォーム機能をご利用のお客様へ:個人情報保護委員会へのご報告についてのご案内studio.design

続報2026年10月18日

公表から2日後・前の出来事から1日後

Studioは、不正アクセスに関する案内ページを公開し、概要や対応状況、共通のお知らせをまとめました。

10月16日に出した最初のお知らせも更新し、第三者が取った認証情報にはデータを書き換えられる権限も含まれていたものの、すでに無効にし、その認証情報による操作の記録を調べて、顧客のデータを書き換えたり消したりした記録は無いと確認したと報告しました。あわせて、Googleスプレッドシート連携やカスタムプロキシ機能を使う顧客への案内を改めています。

出典不正アクセスに関するご案内studio.design

続報2026年10月20日

公表から4日後・前の出来事から2日後

Studioは、個人情報保護委員会と協議した結果、フォーム機能を使う顧客が、委員会に自分で個別に報告するか、Studioがまとめて顧客と連名で報告するかを選べるようになったと知らせました。

委員会と決めた方法で連名報告をすれば、この件に限り、速報の目安の期間を過ぎても報告の遅れとして扱わないとされました。すでに個別に報告した顧客も連名に切り替えられます。申し込みの方法と期間は追って知らせるとし、連名報告はサイト利用者本人への通知を含まないとしています。

出典【重要】フォーム機能をご利用のお客様へ:個人情報保護委員会へのご報告についてのご案内studio.design

影響を公表した組織(43)

この事故で影響を受け、自分で公表した組織です。組織ごとの件数や対応は、それぞれのページにあります。ここでは件数の多い10件を出しています。

影響を公表した組織をすべて見る(43)

出典

正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。

このサービスを使っていた方へ

  1. 1同じパスワードを使っているサービスも含めて、パスワードを変えてください。
  2. 2会社を名乗るメールが来ても、リンクは開かず公式サイトから確かめてください。
  3. 3会社からの個別の連絡と問い合わせの窓口は、公式のお知らせで確かめてください。
漏えいのお知らせが届いたら?まず確かめることと、漏れた情報ごとの対応を載せています

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