大阪公立大学で10月2日未明に仮想化基盤のサーバーが次々に止まり、学内ネットワークやメール、教務・人事給与などのシステムが使えなくなりました。大学はランサムウェア攻撃と判断し、個人情報が流出したかどうかを調べています。
事故の概要
- 漏れたもの
- 不明
- 件数
- 不明調査中。報道では在学生・卒業生など少なくとも13万人分の流出の有無を調べているとされるが、大学の発表には人数の記載なし
- 誰の情報か
- 不明
- 状態
- 調査中
- 原因
- ランサムウェア
- ドメイン
- omu.ac.jp
経緯
- 検知—
- 初動対応—
- 公表10/2
- 続報10/6
- 調査結果—
- 再発防止策—
公表2026年10月2日
大阪公立大学は、10月2日(金)未明から情報基盤システム全般で大規模な障害が起き、ネットワーク、学内メール、ポータルサイト、教務系システムなどが全キャンパスで使えなくなっていると公表しました。障害は委託先のベンダーからの連絡で分かりました。医学部附属病院と獣医臨床センターのシステムには影響がなく、通常どおり運営しています。
同日の大学の授業は休講にし、高専は通常どおり授業をしました。システム担当部署と運用委託事業者が原因を調べて復旧を進めていますが、原因は分かっておらず、復旧のめども立っていません。記者会見は翌週中に開く予定で、詳細が決まりしだい知らせるとしています。同日の続報では、10月8日までの休講を知らせました。
出典本学情報基盤システムにおける障害の発生について【第1報】www.omu.moe
続報2026年10月6日
大阪公立大学は10月5日に記者会見を開き、10月2日未明からの情報基盤システムの障害はランサムウェア攻撃によるものと判断したと説明しました。配付資料によると、保守の委託先が2日0時20分ごろサーバーが順に止まるのを確認し、調べたところ仮想サーバー群が停止して一部のデータが改ざんされた形跡がありました。
学内ネットワーク、OMUメール、各Webサイト、教務と教育支援のシステム、入試の情報データベース、財務会計、人事給与、図書館のシステムなど多くが止まっています。大学は2日に学長を本部長とする危機対策本部を設け、外部の専門事業者の支援を受けて原因と被害を調べ、代わりの手段で業務を続けています。
個人情報が流出したかどうかは調査中です。5日に個人情報保護委員会へ連絡し、文部科学省、大阪府と大阪市、JPCERT、警察などにも報告しました。新しい事実が分かれば速やかに知らせるとしています。
出典情報基盤システムにおける障害に関する記者会見を実施www.omu.moe
続報2026年10月8日
大阪公立大学は、10月2日未明からの情報基盤システムの障害で原因の調査と復旧の作業は続いているものの、当初の案内どおり10月9日(金)から全キャンパスで対面授業を再開すると発表しました。
授業に必要な環境として、臨時のMoodle(授業資料や課題提出、教員とのやりとり)、臨時の学生向けポータル、学務情報システム、臨時の授業カタログ、学生の問い合わせを受ける臨時のデジタル窓口、大学アプリのQRコードによる出席登録を用意しました。取材の申し込みは学内の混乱を避けるため広報課へ電話でするよう求めています。
出典本学情報基盤システムにおける障害の発生について【第4報】対面授業再開のお知らせwww.omu.moe
出典
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