都の委託事業を担うパソナの従業員が業務外の目的でパソコンを使っていた際に詐欺サイトにつながり、詐欺目的の偽サイトである可能性が高いリモートアクセスサービスでサポート接続が始まりました。パソコンがロックされたあと、従業員は画面に表示された番号に電話して、指示どおりに操作しました。外部の第三者がファイルの表示画面を閲覧するなどして個人情報が漏えいした可能性が否定できず、事業にエントリーした800名の情報が対象です。
この事故は、株式会社パソナの事故で影響を受けたものです。共通の経緯は起点の事故のページにあります。
事故の概要
- 漏れたもの
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- その他
- 件数
- 800件事業にエントリーした800名
- 誰の情報か
- 利用者(会員・顧客)
- 状態
- 可能性あり
- 原因
- サポート詐欺(委託先:株式会社パソナ)
経緯
- 検知9/16
- 初動対応—
- 公表9/22
- 調査結果—
- 再発防止策—
検知2025年9月16日
2025年9月16日16時17分、東京都産業労働局の「TOKYO特定技能Jobマッチング支援事業」を受託したパソナで、従業員が業務以外の目的でパソコンを使っていたところ詐欺サイトにつながり、詐欺目的の偽サイトである可能性が高いリモートアクセスサービスでのサポート接続が始まりました。16時40分にパソコンがロックされ、従業員は画面の番号に電話して、指示どおりに入力やクリックをしました。
16時41分に従業員が上司に報告し、指示を受けてパソコンを社内Wi-Fiから切り離し、電話を切りました。社内の情報セキュリティ統括室が調べた結果、9月18日17時ごろに、ファイルの外部送信は確認されないものの、画面の閲覧などによる漏えいの可能性は否定できないと判断し、同日18時45分に都へ報告しています。
出典東京都の委託事業における不正アクセス被害についてwww.metro.tokyo.lg.jp
行政の対応2025年9月19日
この事故は個人情報保護法施行規則第43条の3号と4号に当たるとして、9月19日に国の個人情報保護委員会へ速報が出されました。
同じ日から、漏えいの可能性がある事業エントリー者800人にメールと電話で経緯を説明して謝罪し、被害が出ていないかを確かめています。
出典東京都の委託事業における不正アクセス被害についてwww.metro.tokyo.lg.jp
公表2025年9月22日
東京都は、委託先のパソナで従業員のパソコンが外部から不正なアクセスを受け、個人情報が漏えいした可能性があると報道発表しました。対象は事業にエントリーした800人で、氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、出身国、在留資格、日本語能力のレベル、合格した特定技能試験の分野、紹介先企業です。
従業員が業務外の利用中に詐欺サイトにつながり、詐欺目的の偽サイトである可能性が高いリモートアクセスサービスでサポート接続が始まったのが発端で、ファイルの外部送信は確認されていないものの、画面を見られた可能性は否定できないとしています。発表時点で二次被害は確認されていません。都は委託先に厳重注意を行い、社員教育の徹底や事故時の迅速な対応を改めて指導するとしました。
出典東京都の委託事業における不正アクセス被害についてwww.metro.tokyo.lg.jp
起点の事故
この事故のもとになった、委託先・共通の仕組みの事故です。共通の経緯や原因は、こちらのページにあります。
出典
正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。
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