奈良県の薬務・衛生課で、医薬品医療機器申請・審査システムと県端末のデータ受け渡しに使っていた業務用USBメモリが所在不明になったと、県が公表しました。個人情報363名分が保存されていた可能性があります。データは暗号化されパスワード入力が必要で、現時点で流出や不正使用の情報は確認されていないとしています。
事故の概要
- 組織
- 奈良県この組織の事故はほかに3件
- 件数
- 363件保存されていた可能性のある個人情報363名分。使用後にデータを消去したものと消去しなかったものが混在するため、取り扱ったデータの全件数
- 誰の情報か
- 不明
- 状態
- 可能性あり
- 原因
- 紛失・誤廃棄
- ドメイン
- pref.nara.lg.jp
経緯
- 検知9/9
- 初動対応—
- 公表9/18
- 調査結果—
- 再発防止策—
検知2026年9月9日
9月9日に保管状況を検査したところ、USBメモリの所在が確認できませんでした。県端末の使用ログでは、最後に使われたのは8月25日です。ただちに執務室内を捜索し、警察署に遺失届を提出しました。
公表2026年9月18日
福祉保険部医療政策局薬務・衛生課で、個人情報等が保存されたUSBメモリを紛失したと公表しました。紛失したのは、医薬品医療機器申請・審査システムと県端末の間でデータを受け渡すために使っていたもので、外部持ち出しは禁止され、執務室内に限って使用が認められていました。現時点で発見には至っていません。
保存されていた可能性がある個人情報は363名分で、医薬品医療機器製造業等の許可を持つ法人の代表者・役員の氏名、管理者の氏名・住所・生年月日、申請等の担当者の氏名です。法人15社分の製造品目情報(配合添加物の名称・分量、有効成分、製造所、製造方法など)も含まれる可能性があります。使用にはパスワード入力が必要で、保存データは暗号化されており、第三者への流出や不正使用の情報は現時点で確認されていないとしています。
原因は、使用後に所定の保管場所へ返却する課内の運用規定が徹底されていなかったことです。関係者には謝罪と事案の説明を行ったとし、再発防止として、使用後のデータ消去の徹底、管理職による保管管理と貸出・返却の記録、職員への情報セキュリティ教育の追加実施を進めるとしています。
出典
正しい情報については、リンク元の一次情報を必ず参照してください。
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